年も開けて、3日目になりました。
穏やかな正月で、部屋でのんびり過ごしています。
昨日は、近くの神社へ初詣に行き、帰りには、開いていた飲食店で外食をして、家に戻りました。
正月は、親戚の家を訪問したりすることはないのですが、昨日たまたま親戚のおばさんから電話がありました。
いろいろとお互いの近況を話していたら、別の親戚の子供たちの話になりました。
そんな中に、もう40歳を超えているのに、非正規の仕事で親元で暮らしていて、親の援助を受けている男性の話になりました。
両親ももう70歳代と高齢で、年金暮らしです。
今までの貯えもなくなったら、これからどうするのかな、という話になりました。
解決策もないので、今は、こういう人が増えていますという一般論で、電話を終わりました。
こういうケースは、そしがやの親戚だけでなく、世間的にも多いようです。
こんな記事を読みました。
都内在住の女性Aさん(55歳)のひとり息子は現在大学7年生(26歳)。取得済み単位数から見て、卒業できる可能性はゼロに近い。授業はろくに受けず、バイトもせず、大学入学直後から始めたマリンスポーツばかりしている(だから就職活動もしない)。
この記事では、2つのケースが紹介されていますが、最初のものは、浪人時代を含めて、教育費が1700万円ほどかかっているというものです。
その息子は、大学を卒業する気配もないし、就職する様子もないようです。
いつまでも親に依存する息子が重い負担になっています。
「Bさんの娘さんはアメリカの大学を卒業後、心理学の勉強をするために欧州の大学へ再び入学しました。卒業後、心理カウンセラーの臨時職に就きましたが、月収は5万円。5万円では生活できないと訴える娘に対して親が月20万円仕送りする生活がすでに5年も続いています。娘さんは当分の間、帰国する予定はないそうです」
次の事例は、欧州で仕事はしていますが、仕送りを月20万円しているというものです。
アメリカの留学や現在の仕送りを含めると3500万円かかっています。
両親の老後資金が娘に流れていますが、イジメにあってトラウマのある日本に戻るより、いまの外国での生活のほうがマシだと考えているようです。
相談を受けたFPは、もし本当に経済的自立ができなかったら親の老後計画の崩壊は必至なので、「親がお金の支援ができるのは、あと1年だけ」などと子どもに勧告すべきだとアドバイスしています。
ですが、この2つのケースとも両親は、子供には甘いようで、老後資金は、子供へダダ漏れ状態のままのようです。
いずれの事例も、FPが言うように親の決断が必要だと思いました。
ですが、実際は、それがなかなかできないんでしょうね。
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