そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

一流大卒「官僚の元妻」が貧困に苦しむワケ

ネット上には、いろいろな転落話や不幸な話があふれています。

元々恵まれた人が落ちぶれていく話に、引き付けられる読者が多いせいかもしれません。

そんな記事を読むとなぜそうなってしまったのか、と考えたり、これからは、どうしたらそんな生活から脱出できるかと思案を巡らしてみたりします。

 

こんな記事がありました。

www.msn.com

今回紹介するのは、一流大学卒でキャリア官僚元夫人という経歴をもつ55歳の女性。彼女は離婚を機に貧困に陥った。

 「人生、何もかも、うまくいきません……」

 東京下町。植草紀子さん(仮名、55歳)は、待ち合わせ場所で顔を合わせるなり、深いため息をつく。表情は疲れ、「美容院に行くおカネがない」ので毛髪はボサボサ。白髪が多く、年齢よりも老けて見える。15年前に離婚、それから転落の一途をたどっているという。

 

人もうらやむような人生を歩んできた女性が15年前の離婚から貧困に陥ったというものです。

彼女自身も有名大学の出身で外資系企業に勤めたものの、キャリア官僚の夫の外国への転勤に伴って、仕事をやめて、外国に移り住み、恵まれた生活を送ります。

転機になったのは、自分の母親のガンです。

日本と赴任先との間をたびたび行き来して、医師に勧められるままに夫の金で母親に高度医療を施しますが、結果は思わしくありません。

夫のお金を2年間で1000万~1500万円ほどつぎ込んだようです。

ですが、そのせいで、家庭は、崩壊して離婚に至ります。

 

その後は、日本に帰国して引き取った長男との生活になります。

しかし、仲のよかった妹との関係も悪くなったりとか、長男からも絶縁状を突き付けられたりとかで、今は長男とも音信がない生活になりました。

 

現在は、学習塾で教えていますが、月収7万円で学習塾の建物の冷暖房のない屋根裏部屋に住んでいます。

いろいろ求職活動をしているが、みな断られているとのことです。

 

彼女の人生を振り返ってみると、母親のガン治療に執拗にこだわってなければ、夫とも別れることもなく、豊かな生活を送っていたような気がします。

子供たちとの関係も良好なままで、幸せな人生を送っていたように思えます。

 

ただ、今となっては、過去のことにこだわっても仕方ありません。

今度の人生をどうしていくかを考えなくてはいけないでしょう。
安定的な仕事を見つけることがまずは、大切です。

この記事によるとファミレスやスーパーの仕事への求職を断られ続けているとのことですが、本当でしょうか。

まだ55歳ですから、この人手不足の中では仕事は見つかるような気がしますが、人手不足の業界でも55歳の女性は雇わないものでしょうか。

近くのスーパーやコンビニに行くと60歳くらいの女性が働いている姿はよく見ます。

 

仕事が見つからないのなら、一度役所へ生活保護の相談をしに行ったらどうでしょうか。

最後のセイフティネットとして、この制度があるので、出入り口は、はしごしかない屋根裏部屋よりはましなアパートへ移れると思います。

 

この記事のライターは、特にそういうアドバイスはしていないようですが、数年後には、彼女がもっとましな生活をしていることを願っています。

 

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