テレビを見ていたら、ワイドショーで高畑淳子の謝罪会見が流れていました。
息子の犯した犯罪に対しての母親としての謝罪会見でした。
高畑淳子は、謝罪をした後、質問にもかなり長く答えていました。
この会見を見ての感想は、正直なところ息子とはいえ、20歳を超えた成人の犯した犯罪のことを、なぜ母親がテレビという公の場で、謝罪する必要があるのかということでした。
いろいろな犯罪を見ていると一般人の場合、犯罪者の両親がメディアに登場することはありません。
両親の名前が明らかになることもありません。
本人が学生の場合、所属していた学校の校長などの責任者がメディアで謝罪することはあっても、両親がテレビのカメラの前に現れることはありません。
未成年の場合だと子供に対しての影響力は、学校よりも家庭の方があると思われるにも関わらず、です。
ところが、母親が芸能人だと、メディアの対応も異なるようです。
今までは、子供が犯した犯罪に対して、芸能人である親は、メディアを通じて謝罪をしてきました。
成人でも親が謝罪をしなければなりません。
芸能人は、特別の存在なのでしょうか。
確かに人気商売ですから、今後の自分の仕事のことを考えるとカメラの前で謝罪会見を開かなくてはいけないのかもしれません。
同じワイドショーで埼玉県の河川敷で16歳の少年が殺された事件で、14歳から17歳の少年が逮捕されたというニュースを取り上げていました。
この場合だと当然のように加害者の少年の名前も加害者の両親の名前も明らかになりません。
たとえ、加害者が20歳以上の成人でも両親の名前は、公にはされないでしょう。
ワイドショーで流れた二つのニュースを見ていて、メディアの両親に対する対応が異なるので、非常に違和感を感じました。
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