そしがやは、退職金を退職金向けの定期預金に預けています。
現在の銀行は、1.35%の利率です。
ただ3か月ものですから、次はまた別の銀行の同じような定期預金にしようと考えています。
ですが、大体の銀行は、退職後1年でこの定期預金は使えなくなります。
それでその後の運用についていろいろウェブで調べています。
こんな記事を読みました。
すこし内容を紹介します。
先日、年始休暇で帰省していた高校時代の先輩から相談を受けました。
昨年の12月に定年退職をして退職金(2000万円)を貰ったけれど、何かいい活用法を相続も含めてアドバイスをして欲しいとの事です。条件は、手軽さと安全で換金性の良いもの。
相談を受けた人は、この記事ではよくわかりませんが、FPのようです。
この記事を読んでいくといろいろと相続のことが書いてあって、結論としては、一時払い終身保険を勧めています。
この保険なら簡単な告知だけで加入でき、解約返戻金もある年数を経過すれば一般の普通預金などに預けておくよりも高い利回りで資産運用が出来ます。
勿論、死亡時は死亡保険金を受け取る事になりますので、先程の非課税枠の対象にもなります。
皆さんも退職金のように当面は使う予定もなく、預貯金に預けっぱなしにしていずれ相続財産に切り替わってしまう可能性のある現金は、銀行の金利よりも高い利回りで、かつ万が一の場合は非課税枠の対象にもなる一時払い終身での活用をまず検討してみてはいかがでしょうか。
これって、どうなんでしょうか。
この説明だけ聞くとよさそうです。
ですが、保険にもかかわらず、預金としての魅力があるという一種のセールストークが怪しいです。
分からない仕組みは、疑う性分なので、ちょっと調べてみました。
こんな記事を見つけました。
これは、別のFPの書いたものです。
ちょっと紹介してみます。
「一時払い終身保険」は、保険料を最初にまとめて「一時払い」してしまい、そのまま10年間ほど寝かせて解約すると、その時戻ってくる解約返戻金が少しは増えているので「貯蓄のように増えますよ」と提案されるのです。そして、その金額が、低金利の今は一見すると魅力的な商品に見えてしまうのですね。
でも保険が貯蓄の代わりになるというのが、ちょっとおかしいです。
貯蓄だったら、もっと有利な貯蓄があります。
しかし貯蓄目的であれば普通の貯蓄型商品を使えばよく、わざわざ保険を買う必要性はないのです。
商品によっては、3年程度で解約返戻金が支払い保険料と同程度になり、10年後の解約では利率が1%程度になるものもありますが、利率が高ければ有利とも言い切れません。保険会社にとっては保険金を支払うための負担が重くなり、万一破たんすると解約返戻金は削減されるからです。
このFPは、貯蓄目的なら、普通の貯蓄型商品を勧めています。
そしがやもこれが正論だと思います。
なぜ、最初の記事のFPが一時払い終身保険を押しているのか、不思議ですね。
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