メディアでは、いろいろな分析がされていますが、有力3候補の中では、予定されている衆議院選挙では、一番負けない候補だと議員たちから判断された結果だと思います。
さてそんな石破氏が選出されて、市場にも影響が早速出ているようです。
27日午後に投開票された自民党総裁選で、石破茂元幹事長(67)が選出されると、市場は敏感に反応した。日銀の追加利上げに肯定的な石破氏の当選が伝わり、東京外国為替市場では円相場が数分で1ドル=146円台から143円台まで急騰した。積極財政派の高市早苗経済安全保障担当相(63)が敗れ、財政出動による経済波及効果の期待が薄れたことで、日経平均株価の先物でも売りが急激に拡大。一時2000円超急落するなど、市場は〝石破ショック〟の様相を呈している。
石破氏のこれまでの発言に対しての市場の反応ということでしょう。
明日月曜日に市場がどうなるかですが、やはり市場としては、8月の下落程ではないにしても下げるのかな、と予想しています。
そしがや自身としては、もう新NISAの枠を使い切ったということもあり、8月の時のように下落した高配当株の購入はしないつもりです。
短期的な取引ではなく、中長期的な投資を目指していることもあります。
こういう記事を読むと今年から新NISAを始めた株式初心者は、さらなる下落が怖くてパニック売りに出そうな気もします。
ただ、前回8月の下落後、ほぼ株価は戻したという経験をしているので、投資初心者は、前回のように売りに走ることは、さすがにないでしょう。
もし前回と同じことをするようならば、まったく学習していないということになります。
石破氏のこれまでの言動からすると円相場は円高に向かいそうです。
個人的には、今までが円が安すぎたので、この傾向は自然なものだと思っています。
金融課税を主張しているので、株式市場にはマイナスですが、個人的には、この発言に対する反発が強かったということもあり、金融課税はできないでしょう。
日本企業のファンダメタルは強いので、短期的な下落はあっても中長期的には日本株価は上昇すると考えています。