そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

「物価が安くて清潔で快適」で満足してはいけない

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かつては、日本は、世界第2位の経済大国でしたが、長らくデフレが続き、いまは世界でも「物価が安くて清潔で快適」な国になったようです。

リタイア生活をしているそしがやにとっては、それは望ましいことですが、それに満足をしてはいけないという記事を読みました。

 

news.yahoo.co.jp

 

かつて1980年代にバブル景気を体験した日本経済。その後、「失われた20年」を経て、デフレが進み、それに伴って賃金も右肩上がりではなくなった。株価こそ日経平均株価が3万円前後と、バブル期と遜色ない水準に戻りつつあるようだが、だからといって日本経済が復活しているようには思えない。ネットニュース編集者の中川淳一郎氏は、今の日本は「20年前の東南アジアのようだ」と述べる。どういうことか、中川氏が「貧乏国家」となった日本の姿について考察する。

 

この記事では、東南アジアのタイと比較して、現在の日本について考察しています。

かつては、物価の安さと食事の美味しさを求めて多くの日本人の若者がタイを訪れました。

ネットニュース編集者の中川氏もその一人です。

そしがやは、タイには、行ったことはありませんが、タイが人気の旅行先だったことは覚えています。

リタイア先としても魅力的だったようです。

ですが、今は日本人旅行客が少なくなり、逆にタイからの旅行客が日本に来て、物価の安い日本での買い物を楽しんでいるということが述べられています。

 

しかし、それではダメなのです。サンフランシスコの人は日本に来たら豪遊できるけど、日本人はサンフランシスコに行ったら物価の高さに仰天し、何もすることができない。「日本は物価が安くて清潔で快適」に甘んじていたら、いつの日か、日本中の土地を外国資本に買い荒らされ、日本人が得意な「おもてなし」を外国人に対して低賃金でさせられるようになるかもしれません。そんな日本の未来を誰が望むというのでしょうか──。

 

最後には、2019年12月の「米国(サンフランシスコ)では年収1400万円は低所得」という日本経済新聞が報じた記事に触れたうえで、こういうことでは、日本は、ダメだと指摘しています。

結局は、日本が外国人によって食い荒らされてしまうという結論です。

日本は、「貧乏国家」に堕ちてしまったというのです。

 

バブル期の日本は世界でも物価の高い国として、有名でしたが、いまは物価が安くなってしまったというのは、30年前にには予想もしていませんでした。

この記事では、そんな日本を否定的に見ていますが、バブル期の物価高を知る者にとっては、現在の日本こそが当時の日本人が望んでいたものではなかったのか、と思えます。

 

個人的には、「物価が安くて清潔で快適」で何が悪いと言いたいです。

無論年金暮らしのリタイア者の戯れ言かもしれませんが、そしがやは、今の「物価が安くて清潔で快適」な日本に充分に満足しています。

 

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