加齢臭というと中年以上の男性のイメージです。
そしがやも直接は言われることはないですが、多分、他の人は加齢臭を感じていることだと思います。
無論、風呂は毎日入っていますが、加齢臭は出ているでしょう。
そんな加齢臭ですが、先日、女性でも加齢臭があるということを知りました。
そしがやは、集合住宅の上の階に住んでいるので、外出するときは、エレベーターを使って、建物の外に出ます。
エレベーターでは、いろいろな住人といっしょになりますが、ひとり結構強い香水の女性がいます。
40歳前後でしょうか。
キャリアーウーマンという感じでビシッとスーツ姿で決めていることが多い女性です。
背も高く、仕事もできそうなのですが、香水の香りが強いことだけがちょっと難点の人です。
彼女がエレベーターから出た後も香水の強い香りがしばらく残っています。
今までいた職場でもそんな強い香水をしていた人はいなかったので、かなり印象に残っています。
そんな女性ですが、この前の日曜日の午後、エレベーターに乗ると途中の階からあの香水の彼女が入って来ました。
休日のせいか、いつものスーツではなく、ジーンズパンツにジャンパーというラフな格好です。
近くのコンビニに買い物にでも行く感じです。
それにいつもの香水の香りがしません。
香水の強い香りが苦手なので、何かホッとしました。
ですが、その代わりに、何か古本屋にずっと詰まれた古書のようなかび臭い臭いがしてくるのです。
彼女が古本でも持っているのかな、思いましたが、手には何も持っていません。
一瞬、何でそんな臭いがするのか、理解できませんでした。
1階に着いて、彼女がエレベーターから出た後、やっと合点がいきました。
これが加齢臭というものだと。
女性には、加齢臭がないと思い込んでいたので、分かりませんでしたが、彼女は加齢臭の強い女性だったのです。
それで普段の彼女の香水の香りの強い理由が明らかになった気がしました。
つまり、加齢臭を消すために強い香水をつけているのだと。
日曜日は、職場に行かなくてもいいから香水をつけなかっただけなのです。
きっと彼女の自分の臭いのことは、知っていて、職場に行く前にはシャワーを浴びるとか、の努力はしていると想像します。
ですが、それでも加齢臭はするので、やむを得ず、香水をつけているではと推測してしまいました。
そんなふうに考えると、あの強い香水が許せる気がしましたね。
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