数日前の日経に郵政関連株がこの秋に上場されるというニュースが載りました。
日本郵政株1300円台 売り出し想定価格、11月4日上場 :日本経済新聞
持ち株会社の日本郵政が1株1300円台、ゆうちょ銀行が1400円前後、かんぽ生命保険が2000円台前半。3社全てに最低売買単位で投資する場合は合計で50万円程度になる。東京証券取引所は10日に11月4日の上場を承認する方針。
この秋の最大の話題でしょう。
日経のその後のニュースを見てみると、詳細がわかってきました。
日本郵政とゆうちょ銀の今期の配当利回りは1.7~1.8%程度とほぼ東証第1部の平均と同水準だ。両社は来期に配当性向を今期の2倍程度に引き上げる考えだ。
個人投資家に魅力的になるように配当を上げるようです。
個人投資家の買いが殺到するでしょう。
そしがやにとってもこの配当は、魅力的なので、購入を検討したいです。
ただ、懸念もあります。
郵政3社は株の売り出しで計1兆3800億円程度を調達する計画だ。政府の民営化案件としてはNTT以来の規模で、新規上場企業が昨年1年間に調達した金額(約9800億円)を上回る。
大量の資金を調達するので、市場に影響を与えないかということです。
いかに市場を冷やさないでこの大量上場を乗り切るかが課題になるでしょうね。
前回の民営化案件では、JTが上場後の初値が売り出し価格を下回ったので、ちょっと心配です。
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