昨日は、久しぶりに大学の図書館へ行きました。
夏休みに入ったので、学生が大分少なくなっていましたが、まだかなりの数の学生がいて、勉強していました。
ですが、さすがに試験期間は終わったので、そのころに比べると半分くらいの学生数でした。
そしがやが、2階のパソコンの使える閲覧席へ行こうと階段を上りながら、1階の閲覧席を見ると、一人の女子大生が机に頭を乗せて、睡眠中なのですが、もう少しで机からずり落ちそうなくらいでした。
4人がけの机でプラスチックで隣の席とは仕切られています。
彼女は、その一番端の席です。
今まで図書館では、寝ている学生の姿は、かなり見てきましたが、机からずり落ちそうなくらいに体が端によりかかり、大胆に爆睡している姿は、初めてでした。
大丈夫かな、と思い、2階に上がりましたが、2階でパソコンを使い始めると、その女子大生のことは、すっかり忘れていました。
1時間後に帰るので、また1階へ降りようとするとまたさっきの女子大生の姿が目に入りました。
さっきと同じで、今にも机からずり落ちそうですが、まだ持ちこたえています。
一時間あの姿で大丈夫だったようです。
顔をチラッと見ると、口がすこし緩み、寝姿は幸せそうな表情です。
ただいつまでもその姿を見ているわけにも行かず、その場は通り過ぎました。
そんなときに爆睡中の女子大生は、どんな夢を見ているのか、と思いました。
あの有名な小説のタイトルが浮かんだのです。
フィリップ・K・ディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」です。
その原作は、読んでいませんが、その小説を映画化した「ブレード・ランナー」は見ています。
ハリソン・フォードが主演でした。
日本を思わせるシュールな映像が印象に残っています。
強力わかもとのネオンサインの宣伝塔がインパクトありましたね。
何か香港と新宿歌舞伎町が入り混じったような感じでした。
その女子大生は、きっとそんなシュールな映像の夢を見ていたのではないか、とそしがやは、勝手な想像をしました。
でも、本当のところは、彼女がどんな夢を見ていたかはわかりません。
あの口の緩んだ、幸せそうな顔からすると、絶対に幸せな夢を見ていたんでしょうね。
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