今は、大学院も年末年始の休みです。
年明けの授業までに提出しなければならないレポートのために資料を読んだりして、過ごしています。
大学院は、週1回通い、2コマの授業を取っています。
午前と午後の授業なので、昼食は、午前中のクラスの学生といっしょにとることが多かったです。
そんな昼食のときには、留学生も何人か来ることがありました。
あるときに、一人の中国人留学生から日本では、高齢者でも大学院に来る人が多いのか、と聞かれました。
そしがやは、前に通っていた大学では、同じくらいの年齢の学生で大学院に行くの人が結構いたので、その話をしました。
その留学生は、ちょっと驚いていました。
中国では、そういうことはないようです。
大学や大学院へ行く高齢者はまずいないとのこと。
それに彼が強調したのは、日本では高齢者が街で働いている姿をかなり見かけることです。
これもあまり中国ではないようです。
確かに以前に比べると、コンビニやスーパーでも働く高齢者の姿を見るようになりました。
そのことは、そしがやも感じています。
その中国人留学生と同じ見方は、中国人一般もしているようでこのような記事がありました。
中国では多くの人が60歳前後で退職し、そのあとは余生を楽しんだり、孫の世話をしたりして過ごすのが一般的だ。「定年退職後も働く」という人はそう多くはない。
中国人の老後の考え方は、多くの日本人とは異なります。
60歳を過ぎても働きたくないというのが一般的なようです。
日本の年金制度は中国より整っているため、定年退職後は年金をもらって暮らすことができる。だが、日本では「動けなくなる」まで仕事を続けようとする高齢者がいるのはなぜなのだろうか。その理由として記事は、日本人は仕事を「生きがい」として捉えていて、仕事がないと「老け込んでしまう」と考えているためだと紹介している。
仕事は、多くの日本人にとって、「生きがい」だという見方をしています。
これって、そしがやと同じ年齢でまだ働き続けている知り合いがよく言うことです。
定年で仕事をリタイアしたそしがやは、日本では、少数派です。
ただこの記事でよくわからなかったのは、中国の高齢者の経済問題です。
60歳で退職すると書かれていましたが、年金制度は、中国では、それほど整備されていないとも述べています。
定年で退職する中国人の高齢者は、老後をどのように経済的に賄っているのでしょうか。
年金を含めて日本ほど社会保障制度は、整備されていないようです。
そんな中で、どうして定年で退職しても経済的に問題ないのかが気になりました。
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