そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

本当は中国で余生を送りたくない!日本を目指す中国人の「心の底」

いまから10年ほど前、50歳だったころ、そしがやは、リタイア後のことを考え始めました。

当時は、海外でリタイア生活をしている人の本が出版され、55歳くらいでリタイアしたら、海外でリタイア生活を送るのもひとつの選択肢だなあ、って思っていました。
結局、海外でのリタイア生活の夢は、まぼろしで終わってしまって、日本でリタイア生活を送っています。

理由としては、円安になって、海外でも必ずしも豊かな生活ができるわけではないことや、また日本での生活がそんなに悪くないとわかったということもあるでしょう。

 

そんな中、msnニュースで中国人にとって、日本は理想のリタイアの場所だという記事を読みました。

 

本当は中国で余生を送りたくない!日本を目指す中国人の「心の底」

 

今夏中国を訪れたときも、ニュースではないが、偶然にも「おやっ」と思う同じような話を複数の友人から聞いた。それは「老後は日本で暮らしたい」という切実な言葉だった。一瞬、「えっ?」と思ったが、話を聞いていくと、なるほど……と考えさせられた。取るに足らない日常生活の話題ではあるが、彼らの声には少なからぬ教訓が込められているようにも思える。それを紹介してみたい。

蘇州市内で中国人の夫と2人で暮らす周さん(58歳)は、昨年思い切って埼玉県の郊外に中古マンションを購入した。価格は約3000万円、広さは約70平方メートル弱。2LDKだが、2人暮らしなので申し分ない。最寄駅から徒歩10分。まだあまり建物が建っていない新興住宅地ということだったが、周さんは購入した喜びを筆者にメールで伝えてきた。

 

そしがやは、外国人にとって、日本が魅力的だというのが、驚きでした。

特に、反日感情が強いといわれている中国人が老後を過ごす場所として、日本を最適の場所だと考えているのが、意外でした。

 

「夫と私の兄弟はともに北京にいますが、その子どもたちは独立してそれぞれ生活しており、一部はアメリカに移住しています。相当な財産でも残せれば話は違うのでしょうけど、私たちの老後の世話まではしてくれません。それならば、長年払い続けてきた日本の年金で夫婦2人、日本に骨を埋めようと腹をくくったのです。日本の食品は安全だし、気を張って生活する必要もない。病院も中国では心配なので、できることなら日本の医療を受けて、死にたいと思います」

 

この周さんは、日系企業に長く勤め、日本生活も長いようです。

日本を選んだのは、日本生活に慣れているということもあるでしょう。

でも、日本で死にたいというのは、ちょっと日本人には、考えられないことです。

多分、いま海外でリタイア生活を送っている日本人で、海外で死にたいと考えている人はそんなには、いないのではないか。

体の具合が悪くなったら、日本に帰って、日本で死にたいと思っている人がほとんどでしょう。

 

今まで、そしがやは、日本人がリタイア後、海外で生活することを考えていましたが、実は、日本が外国人にとってリタイア後の生活の場所として魅力的だったんですね。

日本の福祉制度のことは、いろいろと言われていますが、外国から見ると理想的に見えるんでしょうか。

将来は、海外でリタイア後を海外で暮らす日本人より、日本でリタイア後の生活をしたいという外国人が増えるような予感もしますね。

 

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