そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

銀行預金はもったいないか

日経平均が2万2千円を超えたので、いくつかの株式を売却しました。

いずれも3%台の利回りで配当目的に持っていました。

このあたりが当面の最高値かと考え、売却益も確保したいと考えたのです。

若干の利益を得たので、満足しています。

とは言っても、小遣い程度の額ですが。

配当の基準日前に株価が下がったら、また購入しようと思っています。

 

株式に関しては、資産の10%以内で運用するということをルールにして、投資を進めてきました。ですが、実際は、7%程度に留まっていました。

今回の売却でまたその割合が下がったことになります。

残りの資産は、銀行預金に入っています。

その中には、若干利回りのいい退職金向けの預金もあります。

 

この超低金利の中、銀行に預金をするのは、もったいないという意見をネット上でもよく見ます。

多少は、リスクはあっても銀行預金ではなく、株式等へ投資をした方がいいといういうものです。
確かにこの意見には、惹きつけられるものがあります。

今のほとんど0に近い預金利回りを見るとなおさらでしょう。

 

ですが、投資商品には、ローリスクなものがあると言っても、リスクがあるのを忘れてはいけません。

それを考えれば、銀行預金は、1千万以内であれば、預金保険の対象ですから、元本は守られます。

1千万円以上ある場合は、口座を分ければいいだけのことです。

 

それにいまはデフレですから、1千万円の預金は、5年たってもほぼ1千万円の価値を持っています。

これは大きいです。

インフレのときは、預金利子は高いのですが、インフレ率は、それ以上ですから、実質的にはかなり目減りしていきます。

ですが、いまは、そう経済状況ではないです。

 

銀行預金は、もったいないという意見は、もっと株式等へ投資してほしいと考えている証券会社等には、喜ばしいものでしょう。

そういう業界の意向を受けて、流されている情報のようにも勘ぐってしまいます。

証券会社等は、手数料を稼ぎたいのですから。

 

投資は、うまくすれば、預金以上の利益があるので、当たれば、大きいと思います。

ですが、失敗の可能性もかなりあることも間違いないです。

現在、仕事を持っていて、投資に失敗しても取り返せる世代の人なら、投資に向かうのもけして悪くないかもしれません。

しかし、リタイアして、収入が限られる人にとっては、投資は、失敗しても影響のない範囲にとどめていた方がいいと考えています。

 

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