リタイアしたあとの生活としては、年金のもらえる61歳までは無収入です。
年金も全額が出るわけではなく、基礎年金部分は65歳からになりますから61歳から出るのは、7割程度になります。
ですから少なくも今年一年間は、今までの蓄えで暮らしていかなければなりません。その際に重要になるのが、いままでの蓄えの運用と節約になります。
まずは、運用から考えていきます。
1 運用方針
リスクを避けるため資産の10%を高配当株で運用する。
3%の運用を目標とする。
基本は配当のみでこの配当をめざすが、無理な場合は、株主優待も含めた利回りで3%を目指す。
理由
もう仕事はしないと考えているので、今の資産を守っていかなくてはならない。
そのためには、リスクのある株式に投資するのは、10%が適当と考えている。
3%で運用できる株式は実際にいくつかあるので、可能な数字である。
無論、株価の上昇でキャピタルゲインを狙えればそれはそれでいい。
ただ実際の購入は、現在は、バブルに近い状態に見えるので、あせらず、下がったときにNISAから優先的に購入していく。
まだデフレ基調は変わらないと思うので、それ以外の資産は、普通預金、証券会社のMRF等で保持する。
ただし今後の経済の基調に変化を見て、一年ごとに上記の考え方は見直していく。
ただ、基本的な株式の考え方は、バイアンドホールドに徹する。
2 節約方針
5%節約することは、5%の利回りで運用したのと同じだと考え、投資の一つだと認識する。
ストレスのかからない範囲で節約をしていく。
あまりストレスを感じてしまうのでは、何のためにリタイアしたのかわからなくなってしまう。
リタイアしたのは、仕事をすることによって生じるストレスから解放されるためだったのだから。
いま実際にやっていることは、
① 本は買わず、図書館から借りる。
部屋の中が本であふれてきたので、最近本をかなり整理して、ブックオフ等の古書店に売却した。
いろいろ思い出のある本を売るのは、つらかったが、売ってみると意外と後悔の念はない。
だが、この経験を通じて、本は買わないことに越したことはないと感じた。
必要なら図書館から借りればいいのである。
歩いて5分ほどの近くに、夜9時半まで開いている図書館がある。
それに大学の図書館もある。
② 自炊をする。
仕事をしているときは、昼食は職場の食堂で食べるかコンビニで弁当を買っていた。平均500円くらいかかっていた。
だが、今は大学は午後から出かけるので、自分で作った昼食を食べるともっと安く済む。
一回あたり幾ら掛かるか計算はできていないが、少なくともいままでのコンビニ弁当を食べていたときよりは、安く済んでいるのは間違いない。
③ できるだけ歩く。
近くのターミナルへ出かけるときは、今までは二駅電車に乗っていたが、できるだけ歩くようにする。
二駅だと今は季節のいい時期だからそんなに汗もかかずに歩いていける。
帰りは疲れたら、電車に乗ってくれば、いいだけだ。
その場合でも少なくとも行きの電車賃が節約できる。
それに運動不足を解消できる。
以上がいまやっていることだが、あまり無理するとストレスが掛かるということもあり、無理しないようにしています。何よりも持続するのが、大事だと考えています。