そしがやと同じ年齢で55歳の時にリタイアした友人がいます。
同じ公務員で、同期ではないのですが、同じころに入所して、比較的仲が良く、何度か、一緒に旅行に行ったこともあります。
30年以上の付き合いでした。
6年前の3月くらいに急に退職するという噂を聞いて、職場に行って、本当か、って尋ねたことがありました。
彼は、「ああ」という感じであいまいに答えたくらいでした。
ちょっとよそよそしかったです。
そのあと、知り合いである彼の上司にも聞いたら、急に退職することになったと教えてくれました。
その後、年休消化のためか、休暇を取ってしまい、連絡を取れないまま、彼は、リタイアしていきました。
しばらくして、共通の友人に会った時に彼はどうしているという話題になったときに、その友人も連絡が取れなくて困っているとのことでした。
その友人もそしがやも彼の自宅の電話番号を知りませんでした。
それまでは、職場に連絡を取っていたのです。
その後、6年経ちましたが、全然、音信がありません。
共通の友人も連絡が取れないようです。
彼は、そしがやを含めた職場の人間関係を完全に断ってしまったようです。
なぜ彼がそれまでの人間関係を切り捨ててしまったのかは、よくわかりません。
30年以上勤めてきた仕事や人間関係が嫌になってしまったのかもしれません。
ただその本当の理由は、彼しかわかりませんが、もう尋ねることもできないです。
人間関係は、移ろいやすいものですが、親しい時期もあったので、このような形で友人が姿をまったく消してしまうのは、寂しいものです。
彼は、独身だったので、多分、今も一人でリタイア生活を送っているでしょう。
今いろいろなリタイアのブログを読んでいると、時々彼のことを思い出します。
株式などの投資にも興味があったようなので、彼と同じように単身者で株式を熱心にやっているブロガーの記事を見つけると何だか、彼のように思えるときもあります。
そんなブロガーのように彼も充実した生活を送っているといいなあ、と思っています。
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