リタイアして半年が経ちました。
3月までの仕事をしていたことを、思い出すことはほとんどないです。
40年近く仕事をしてきたのに、不思議なものです。
リタイアしたばかりのころは、もっと前の仕事や職場の人間関係を引きずるかなと考えていたのですが、意外とすっぱりと忘れているようです。
それは、職場に行くこともないし、同僚たちに会うこともないせいもあるでしょう。
例外は、20代のころから仲良かった友人とたまに会うだけです。
今の大学生活が忙しいのが理由かもしれません。
仕事中に感じていた人間関係や仕事上のことで悩むことはありません。
職場のストレスからは、完全に解放されたようです。
先日、妻の父の属していた会社のOBによる絵画同好会の展覧会に行ってきました。
都心の画廊で開かれたものです。
義父は、もう90歳になりますが、毎日絵を書いていて、充実しているようです。
いくつかの絵画の同好会に属しています。
会社をリタイアして、30年以上も経つのに、義父が元の同僚たちといっしょに絵の展覧会を開いているのが、すごいな、と思いました。
義父は、元の職場の人たちとなごやかに話していました。
楽しそうです。
自分の場合は、リタイアしてから元の職場との人間関係がないので、こんなリタイア後の人間関係の持ち方もあるんだな、と感じました。
そしがやのように元の職場との関係が切れてしまった人間もいるでしょう。
義父のようにいまだつながっている場合もあります。
義父の場合は、絵画という趣味の会を通じてなので、純粋に職場の仲間とはいえないかもしれませんが。
それにしても、どちらもありだと思いました。