リタイアして、2年目の夏休みを迎え、毎日ゆっくり過ごしています。
来週からは、夏季集中授業が始まるので、忙しくなります。
しばらくは、朝早く出て、夕方に帰ってくるペースになりそうです。
何だか、仕事をしているときのようです。
でも、大学へ行くのは、仕事とは全然ストレスの具合が違います。
自分の好きなことをしているので、精神衛生上は、楽です。
時々、リタイア前とリタイア後とを考えることがあります。
リタイア前は、職場の人間関係や仕事上のことで辛いことがかなりありました。
いつも疲れていたような気がしています。
無論、経済的には、給料がそれなりにもらえたので、恵まれていました。
ですが、失ったものも大きかったです。
リタイア系のブログを読んでいるとリタイアして後悔したことが書かれていることがあります。
一つの会社に固執しないで、転職をしてもよかったのではないかとか。
仕事に精出すより、もっと子供たちと遊んであげた方がよかったのではないかとか。
そしがやは、そういう意味での後悔はありません。
唯一あるとすれば、なぜもっと早くリタイアしなかったかということです。
当初は、55歳でのリタイアを考えていました。
ですが、リタイア後の経済状況を考えて、リタイアが遅れてしまいました。
もう少し、お金を貯めてからと思ったのです。
実際は、リタイアが可能であったにもかかわらず。
また、妻をどう説得するかに悩んでいて、難しいので、やはり60歳まで待とうと決めてしまいました。
一番、安易な道でした。
世間的には、誰もが納得してくれるものでした。
ですが、その代わりに失ったものは、自分自身の精神的な疲弊です。
60歳までの5年間は、何か惰性で嫌々仕事をしていたようなものです。
とはいえ、いまはリタイアできて、当初の計画よりは遅れたものの、よかったと思っています。
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