そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

元サラリーマン、「農家への転職」を後悔。支援制度があっても現実は悲惨だった

リタイア系のブログをよく読んでいますが、田舎で暮らしている人も結構いるようです。

仕事のために都会で暮らしていたが、リタイアして田舎で生活しているというパターンです。

読んでいると慣れない田舎での生活に苦労をしながらも、楽しんでいるような人が多いようです。

 

ですが、地方出身のそしがやとしては、田舎生活を楽しんでいるのは、かなりのコミュニケーション能力のある人だと思っています。

地域にもよりますが、住民が固定したところだと、結構よそ者には、排他的です。

受け入れてもらうには、かなり積極的に努力をしないといけないです。

それって、なかなか大変です。

 

ネットを読んでいたら、そんな田舎暮らしを後悔している人の記事が載っていました。

 

nikkan-spa.jp

 

【田舎で農業に挑戦】支援制度で就農も不作でギブアップ寸前

 近年、1人あたり年間150万円×5年間と手厚い国の青年就農給付金制度のおかげで、農家に転職する40代が増えている。三室亮介さん(仮名・40歳)は同制度を利用した就農3年目の農家だが、「給付金目当てに安易に選んだことを後悔しています」とボヤく。

 

この人は、まだ40歳と若いです。

年間150万円を5年間もらえる青年就農給付金制度って、あるんですね。

一見、魅力的です。

それを利用して、農家になったのですが、後悔しているようです。

 

一昨年から果物中心の農家として始めましたが栽培していた十数品目のうち、リンゴやブドウは2年連続でほぼ全滅。想定していた量を収穫できたのはブルーベリーくらいで、利益は1年目30万円、2年目70万円といずれも事前に設定していた目標利益を大きく下回っています。給付金がなければ、親子4人の生活すらままならないのが現状です。

 

やはり慣れない農業は、厳しかったようです。

それに直売や小売店・飲食店に直接卸す形にこだわり、農協には加入していないので、その支援も受けられないとのことです。

 

年配の農家が多いので人間関係も面倒なんです。それに移住した地域は閉鎖的なところがあり、近所の農家ともあまりいい関係ではないんです。農地を買う前にその辺をもう少しリサーチしておけばよかったんですけど。

 

人間関係が一番問題ですね。

移住した地域が閉鎖的なところだったようです。

農地を買ってしまったので、もう後戻りはできないです。
経営的には、失敗してしまったようですが、本当につらいのは、次男が『東京に帰りたい』とグズることだそうです。

 

この記事を読んでいると田舎暮らしに失敗した人の典型例という感じがします。

人間関係づくりがあまり得意ではなかった人のようです。

近所の農家との人間関係がうまく築ければ、経営上のリスクもある程度避けられたようにも思えます。


田舎で暮らしたいという人は、人間関係がうまく築ける性格かどうかを見極めるべきでしょう。

その上で、住む地域をリサーチしてから判断した方がよさそうです。

 

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