
ここ数日涼しくなったので、夏の間中断していた午後の散歩を復活しています。
以前よりは、ましになったとはいえまだかなり暑いのですが、もう真夏の暑さではありません。
そんな中、歩いていると犬の散歩をしている40歳代~50歳代くらいの人の姿をよく見かけます。
平日なので、仕事はどうしているのかな、と思いながらそういう人を見ていたのですが、この記事を読んで納得しました。
ある日、私がオーナー宅を訪れた時にも、奥さまが玄関口でこうおっしゃったのは、今でもよく記憶に残っています。「あら、牧野さん、すみませんね。主人は犬の散歩に出ていますがじきに戻ります。今日5回目の散歩。暇なのよね。これじゃ散歩に付き合う犬がかわいそう」
この記事に登場するオーナーは、先代が苦労して稼いだ資金で複数の賃貸用不動産を所有していますので、ほとんど働いていません。
不動産の仕事が毎日のようにあるわけでもないので、犬の散歩が毎日の日課になっているというわけです。
この記事では、富裕層二世三世の存在を指摘しています。
これはもともとの富裕層であった人の子や孫を指すものです。
そしがやの住んでいる辺りは、住宅地ですが、毎日のように見かける犬の散歩をさせている、リタイアするにはまだ若い人たちは、このライターのいう富裕層二世三世かもしれません。
こうした二世三世の方々は確かに毎日、かなりの余裕時間があります。私の会社は東京千代田区有楽町にありますが、平日の昼下がりに丸の内仲通りを歩くと、どうみても働いてはいなそうな若い男女がカフェでお茶する姿を見かけます。
そしがやの散歩の途中には、スターバックスなどのカフェがありますが、いつ覗いてもお客でいっぱいです。
このライターが職場近くで見かける人たちと同様に仕事をしているように見えない若い男女が多いです。
散歩をしていると社会のいろいろなことが見えてきます。
最初、この記事を読んだ時にこんなに富裕層二世三世がいることに対しては、半信半疑でした。
ですが、コメント欄を読んでいると「自分も財産を相続した」というコメントが多かったので、意外とこの記事の分析も間違っていないのかもと思いました。
実際に話してみないと分かりませんが、そしがやが平日に遭遇する、犬の散歩をしている人たちは、この記事でいう富裕層二世三世かもしれません。
一度機会があったら、話してみたいものです。