昨日、日経平均が4万円の大台を超えました。
先週にバブル期に記録した日経平均の最高値を超えましたが、あっさりと4万円台に到達しました。
まずはめでたいことです。
しかし、一方では、この株高の恩恵が投資をしていない一般の人には及んでいないという声もあります。
金融業(50代)
「(Q.株価と給料の関係(給与)上がってる?) いや、全然関係ないです」
「(Q.株価が上がっても変わらず?)変わらず。どうしてだろうね、給料変わりそうもないし」証券業(30代)
「(Q.自身の給与に反映?)ゆくゆくはっていうところになるのでは」人材派遣業(50代)
「(Q.ご自身の給与に反映?)あんまりないね」建築業(50代)
「給料に反映されてないので、4万円と言われても」
先週、日経平均が最高値を記録した時にも同じような報道をしているメディアが多かったです。
ですが、こういう「株高の恩恵が一般庶民には及ばない」的な報道にはやや違和感を持ちます。
株価の上昇と給与の上昇とには、直接的な関係がないからです。
恩恵を受けるのは、株式の投資をしてきた人に限られるというのは当たり前のことでしょう。
株式投資家は、下がるかもしれないというリスクを負いながら投資をしてきたのです。
そのリスクを負わないで株式に投資しなかった人間に株高の恩恵が及ぶなんて、逆に考えれば、おかしなことです。
ですから株高の恩恵を受けたい人は、自分自身が株式に投資をするしかありません。
個別株投資が難しいのなら、インデックス投資もあります。
今まで株式投資に関心を持ってこなかった人も今回の4万円台到達が投資へのきっかけになれば、いいなあと考えています。