そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

GPIF 年金運用し「過去最高」収益



現在、年金でほぼ生活費を賄っているので、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)による年金運用には関心を持っています。

今回の日経平均4万円越えはGPIFにも恩恵をもたらしたようです。

 

news.yahoo.co.jp

去年は34兆3077億円のプラスと、年間の収益としては過去最高を更新。日本株だけでも12兆円余りのプラスとなりました。

 さらに今年は、日経平均株価がすでにおよそ20%も上昇しています。国内株だけで、さらに数兆円規模の含み益が出ている可能性もあります。

 

GPIFは、国内の株式と債券、国外の株式と債券が、それぞれ25%ずつになるように運用しています。

日本株だけでも12兆円余りのプラスとこの記事では伝えていますが、やはり最近の日本株の上昇がGPIFにもかなりの運用益をもたらしているということでしょう。

 

「昨年度(2015年度)が5兆円、今年4月~6月が5兆円。10兆円もの国民の大切な年金が失われてしまった。私たちの大切な年金がアベノミクスの犠牲になっているのでは」

 

ただかつては、巨額の損失を計上し、上記のように国会で野党の批判の的になったこともありました。

そのころは、メディアの批判も厳しかったことを思い出します。

ですが、今回のように運用益の上昇した時には、メディアでの話題になることも少なく、国会でも取り上げられることもないようです。

株式等で運用しているわけですから短期的に見れば、運用成績が変化するのは、当然ですが、損失を計上したときだけ批判を受けることに対しては、かなり違和感を持っていました。

長期的な安定運用のためにインデックス投資を中心としているGPIFの運用の在り方には、メディア側も理解してほしいですね。

 

かつてないほどの運用収益が出ている状況に、年金受給者からは「年金はやっぱり上がってほしいなと思う」「実際上がってくれれば、うれしい」など期待が高まっています。

 

また年金受給者からはこのような声も上がっています。

そしがやも年金受給者なので、理解できます。

ただ年金財源の1割程度をGPIFで運用しているにすぎないので、無理でしょう。

もし運用収益が出た時に年金額を上げたら逆に損失を出した時には、年金額を下げないといけなくなりますね。

個人的には、長期的に安定的な年金額の支給をするために年金財源の健全な運用を図ってほしいと願うのみです。