そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

人気タルトで「株主優待」の企業が株価急騰



ここ数年、大企業を中心に株主優待を廃止する企業が増えています。

それに対しては、株主優待は優待を利用できない外国人投資家などの株主にとって平等ではないので、当然だという意見もありますし、反対に優待を楽しみにして投資している投資家を無視するのか、といった相反する意見もあります。

今回そんな中、新たに株主優待を始めた企業の株価が急騰したという記事を読みました。

 

news.yahoo.co.jp

 

 きっかけは、インターネット事業など展開している企業が、先月31日の取引時間終了後に発表した「株主優待」です。

 100株保有すれば、年間6000円分のキルフェボンのギフトカードがもらえるこの優待。先月31日の終値847円で計算すると、利回りは7%を超えます。

(中略)

今月1日、取引が始まると「買い」が殺到し、株価はストップ高に。週が明けても勢いが止まることはなく、5日は17%近く上昇して1340円で取引を終えました。

 

キルフェボン」のタルトというのは、知らなかったのですが、東京・銀座や青山に店を構え、幅広い世代から人気を集めているようです。

こんなタルトが今、投資家を大きく揺さぶっています。

 

それにしても株主優待発表前の1月31日の終値847円から2月5日の1340円まで上昇するというのは、驚きですね。

まさに株主優待効果でしょう。

 

「優待だけにつられて株を買ったところ、そこの企業の業績が少し厳しくなった時に、株価自身が下がってしまうということもあり得るし。将来性は大丈夫なのかという、本来の株式投資で銘柄選定する上で通るプロセスは省いてはいけない」

 

最後に大和インベスター・リレーションズ 濱口政己氏がこのように警鐘を鳴らしていますが、正論だと思います。
そしがや自身も株主優待には、同様の意見です。

企業の業績に基づく配当や株価の上昇を狙うのが、株式投資の本質だと考えている方です。

とはいっても株主優待を否定する気持ちはなく、日本独自の制度である優待目当ての投資があってもいいと考えています。

投資は、投資家の自己責任に基づく自己判断が基本だと思うからです。

それにしても、そしがやの所有するいくつかの株式にも優待があるので、優待品が送られてくるとうれしいのも確かですね。