60歳でリタイアして、ある大学のシニア向けのクラスに入ったのですが、その時には、放送大学も選択肢の一つでした。
実際に放送大学への入学者向けの説明会にも行きました。
結局、大学のシニア向けのクラスに入学したのは、やはり対面授業でないと長続きしないと考えたからです。
放送大学には、対面授業もありますが、メインは、テレビやラジオを利用した授業になるので、それだけだと続かないと感じたのです。
先日、雑誌のプレジデントを読んでいたら、放送大学についての記事が載っていました。
学割を受けながら好きな科目の勉強ができるからお得に学べるという内容です。
放送大学の全科履修生になると学生証が発行されます。
そのために必要な入学金は、24,000円です。
1単位科目の授業料は、5,500円です。
2単位だと11,000円になります。
最長在籍期間は、10年ですが、除籍にならないためには、2年に1度授業料を払えばいいので、最安の授業料で卒業を目指さないで、10年間在籍するためには、5,500円×5の27,500円を払えばいいことになります。
それに入学金の24,000円を合わせれば、51,500円ですむ計算になります。
筆者によれば、放送大学を10年間の学割付きのカルチャースクールだと考えれば、非常に割安だというものです。
一方学生になることによって得られる学割ですが、アマゾンのプライム会員には、スチューデント会員という学割があり、最初の半年間は無料で、その後の4年間は、半額になります。
トータルで12,500円お得になります。
また在学しているとマイクロソフト365のライセンス料が無料になります。
つまり5,500円お得になります。
10年間では、55,000円節約できます。
iMacは、1万円、iPadは5千円ほど安く買えるようです。
ほかにも学割がありますが、このように使っていくと10年分の放送大学の学費は、学割を使うことで簡単にペイしてしまうというものです。
正直この記事を読んだときにこういう発想もあるのかと驚きました。
そしがやは、今、ある大学院の科目履修生ですが、かつてアマゾンのスチューデント会員でした。
また現在は、マイクロソフト365も無料で利用しています。
コロナ渦以前は、美術館へは、学割で入館していました。
そういう意味では、学割をうまく利用してきたつもりですが、今回の記事の発想は思い浮かびませんでした。
無論、放送大学側の意図に沿っているかどうかは、分かりませんが、一つの考え方だとは思いましたね。