そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

手取りが親の年金より少ない男の嘆き

今年は、年金額が増える予定です。

65歳になったので、国民年金相当の金額が加増されるというものです。

これまでは今までに貯めた貯金をだいぶ取り崩して暮らしてきたので、少しホッとしています。

今後は、できるだけ年金と株の配当等の収入だけで生活できるようにしたいですね。

そんな年金ですが、親の年金よりも自分の収入が少ないという男性の記事を読みました。

www.msn.com

 

仕事のやりがいを給与だけに求めてはいけないが、あまりに給与が少なければ、情熱を失っても責められない。現在都内で塾講師をする40代男性のNさんは、30代の時に“ある事実”を知ったことをきっかけに、マジメに働く意欲を喪失。結婚などさらさら考えず、貯金も一切しない刹那的な生き方を貫くようになった。浪人も留年もせず、22歳で一流大学を卒業した彼に、いったい何が起きたのか?

 

一流大学を卒業したのにも関わらず、働く意欲を失った男性の記事です。

 

「大学4年生だった1999年は、就職市場が超氷河期で、思うような企業から内定がもらえませんでした。そこで思い切って司法試験に挑戦することにしましたが、これが大失敗。6回連続で落ちて諦め、講師としてバイトをしていた塾に就職しました。職歴なし、履歴書が空白だらけの私には、選択の余地などなかったのです」

 

大学までは、エリート街道を歩んだのにも関わらず、就職に失敗、司法試験にも落ち、塾講師に就職しました。
給料は安かったのですが、生徒や保護者からの評判も良かったようです。

ですが、父の年金額を偶然知ってしまいます。

 

Nさんの父は、輸送系企業の整備士。その会社は後に業績が傾き、企業年金の行方が世間の注目を浴びることになるが、その当時は羽振りよくOBに年金を払っていた。マジメに働いても、手取りが父の年金にも届かないという現実は、Nさんのプライドを酷く傷つけた。

 

働いている自分の手取り額が父の年金額より少ないというのは、かなりのショックですね。

やる気を失うというのは、確かでしょう。

 

かくしてNさんは、「自分で稼いだ金ぐらいは自分で使いたい」と、結婚する気はまるで無くなった。すべてを時代のせいにするのは後ろ向き過ぎる気もするが、両親はそのあたりの心境も理解してくれているのか、「結婚しろ」という類のことは一切言わないそうだ。

 

結婚もする気もなくなり、自分の金は自分で使い、貯金もしないというちょっと刹那的な気持ちになったようです。

就職氷河期を過ごした世代には、ありがちなことですが、もう少し未来の展望も持てるといいなあ、とも感じました。

 

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