以前、法事で田舎に帰ったときに地元に住む親戚に久しぶりに会いました。
その時に、そしがやが両親とかつて住んでいた場所の近所の男が、自分の母親が亡くなっても何もできずにそのまま放置していたという話を聞きました。
そしがやもその男の子供のころを知っていました。
そのころから父の話は、聞くことはなかったので、早く亡くなったのか、シングルマザーだったのでしょう。
そしがやは、18歳で上京して、その後、両親も引っ越しをしたので、男のその後の噂を聞くことはありませんでした。
男の年齢は、50歳代後半です。
親戚の人の話によるとその男は、母親が亡くなってもどうしていいかわからなくて、葬式の手配の仕方もわからなかったようです。
知的に問題があったのかもしれません。
近所の人が母親が亡くなったことを発見して、明らかになったとのことです。
兄弟もいなかったし、相談する親戚もいなかったのでしょう。
その後、親戚の人に会うことがないので、その男は、どうなったのかは、分かりませんが、同じような事件の記事を読みました。
同居していた高齢の母親とみられる女性の遺体を約2年間、自宅に放置したとして、警視庁西新井署は死体遺棄容疑で、東京都足立区栗原、職業不詳、戸田先(はじめ)容疑者(54)を逮捕した。調べに「生前に『(親子で)ずっと暮らしたい』と言われ、少しでも一緒に長く暮らそうと思ったが、精神的に疲れた」と容疑を認めている。
この男は、恒例の母親の遺体と約2年間いっしょに自宅にいました。
理由としては、母親と長く暮らしたかったということのようです。
逮捕容疑は30年ごろから令和元年12月30日までの間、自宅のマンションに遺体を放置したとしている。遺体は複数枚重ねたポリ袋の中に入れられ、目立った外傷はなかった。戸田容疑者は母親と2人暮らしで、30日に同署に自首した。
ポリ袋に入れても、遺体はかなりのにおいがしたと思いますが、気にならなかったのでしょうか。
夏には、耐えがたいような気がします。
この記事の関連記事を見ると同じような遺体放置事件というのは、結構あるようです。
ほとんど、母子の二人暮らしのケースです。
知り合いにも同じように母と息子の二人で暮らしている人がいますが、また身近に同じ事件が起きないように願っています。
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