現在、資産の10%弱を個別株式の投資に向けています。
いまのところ、株価は、多少の上下はありますが、安定しています。
これは、いわゆるアベノミクスによるところが大きいと考えています。
ですが、いろいろと昨今のニュースを読むとそのアベノミクスが危ういようです。
森友問題です。
このブログでは、政治問題は取り上げてこなかったのですが、株価等へ影響を与えるとなれば、別です。
昨今、株価は不安定に上下しているが、ここ数年の日本の株価が、「アベノミクス」と総称される、大規模な金融緩和を中核とする政策によって上昇してきたこと、そして下支えされてきたことは間違いない。
日本経済の将来に関しては、さまざまな見方があろうが、当面の株価に限っては、アベノミクスが中断されたり、継続されたとしても何らかの理由で頓挫することがあったりすると、相当に大きな悪材料であることは、誰しも同意するところだろう。
この記事の著者は、有名な経済評論家の山崎元です。
そしがやも好きな評論家でいくつかの著書は、読んでいます。
今の株価がアベノミクスによって下支えされてきたことを述べています。
これは多くの経済評論家にとっての共通認識だと思います。
現在の森友問題では、安倍内閣の退陣の可能性がかなりあるというのが、山崎の分析です。
新聞記事等からするとそしがやもその可能性は、高いような気がします。
そのときに問題になるのが株価への影響です。
現時点で筆者は、麻生財務相辞任はほぼ不可避で、50%程度の確率で安倍政権が今年中に終わるというくらいの材料として、今回の森友問題を評価している。
ドル・円の為替レートは、アベノミクスが順調であることを前提とし、5円から10円程度、自然な水準よりも円安に傾いていると考えられる。これが剥落するとすれば、株価に対しては日経平均でざっと2000円級の悪材料になり得るのではないだろうか。
山崎は、安倍内閣の退陣は、日経平均で2000円級の下げの悪材料だとしています。
現在の株価が、2万円を切るということです。
かなり大きな下げです。
その場合、個人投資家は、現在のリスク資産保有額を点検してみて、リスク資産への投資額が過大な場合には調整を急ぐべきだろうとアドバイスをしています。
まさにその通りでしょう。
ただそしがやの場合は、資産に占める割合は、10%未満なので、現在のまま株式を持ち続けるつもりです。
とは言え、森友問題がアベノミクスに影響を与えないような方向へ収束に向かうのが、一番、望ましいとは考えています。
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