リタイアしてからは、節約に努めているつもりです。
もう収入がないから当然です。
この節約は、より値段の安いものを買うというものです。
例えば、今まで近くのコンビニで買っていたものを、ちょっと遠いスーパーで買うようにする。
500円の弁当ではなく、400円の弁当を探して、買うようにする、といったものです。
ですが、これだとかなりストレスが溜まることも確かです。
500円の弁当と400円のものでは、内容が違い、満足感が違います。
それに節約できるのも、わずか100円です。
何かいい節約方法がないかと思っていたら、こんな記事を見つけました。
節約を考えるとき、誰でも考えるのは「いつものアレをより安い別のモノに換えてみる」というパターンでしょう。
「食費を一食あたり500円から400円に下げる」
「ビールを発泡酒に全面切り替えする」
「飲み代を月2000円ダウンする」
「競馬やtoto、宝くじは購入額を半分にする」
節約って、これだと考えてきました。
多分、皆さんも同じでしょう。
私たちは一生懸命「予算カット」の方法を考えますが、実行してみると苦しく辛い毎日に驚きます。こんなガマンするくらいなら、と節約を断念してしまうこともしばしばです。
その通りです。
精神的に辛いのが欠点です。
人間は、弱いものです。
それでこの記事が訴えているのは、
つまり「まったく買わない生活」です。
いつもの当たり前のようにしていた習慣を縮小すれば苦痛であるのは当たり前です。同じ苦痛であれば、一度徹底的に苦しんでしまう、つまりショック療法をやってしまったほうがいいのです。
先ほどの例でいえば、
「1月、断酒したり飲み会は全部断ってみる」
「ギャンブルは1月全部やめてみる」という感じですし
「服は半年くらい買わないでみる」
「ゲームやブルーレイディスクはまったく買わない」
安いものを買うのではなく、まったく買わないという方法です。
一見、ストレスがもっとかかるような気がします。
でも、そのショック療法をすることで本当に必要なものが見えてくるというのです。
「買い物の習慣」を一度、完全にストップしてみたことで、自分の買い物習慣が本当に必要なものか見直す機会を得ることができたのです。
数カ月したあと、「本当に欲しいものだけ買う」という距離感を見つけることができました。むしろその「欲しいものは買う」を譲らないために「一度、全部買うのを止めてみる」が有効になるのです。
一度すべてをやめてみないと本当に必要かどうかは、わからないというのも説得力があります。
さて、実際に実行に移すに当たっては、何から、始めましょうか。
まずは飲み会からでしょうか。
1回5000円はかかるので、大きいですから。
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