そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

CCRCに行ってきました

先日、千葉県の稲毛市にある「スマートコミュニティ稲毛」というCCRCに行ってきました。
CCRCと言ってもまだなじみのない言葉だと思います。

朝日新聞に載っていた定義だと以下のようなものです。

「Continuing Care Retirement Community」の略。直訳すると「継続的なケア付きの高齢者たちの共同体」。仕事をリタイアした人が第二の人生を健康的に楽しむ街として米国から生まれた概念。元気なうちに地方に移住し、必要な時に医療と介護のケアを受けて住み続けることができる場所を指す。政府は昨年、有識者会議で「日本版CCRC」構想をまとめた。高齢者の地方移住を促すことで首都圏の人口集中の緩和と地方の活性化を目指す。

 

高齢者向けの施設というと、特別養護老人ホームや老人健康施設のように介護が必要な人向けの施設が思い浮かびますが、CCRCは、元気な高齢者が暮らす共同体です。

そしがやもCCRCという名前は、聞いていましたが、実際に行ってみるのは、初めてでした。

 

東京駅から高速バスで行きましたが、最寄りの駅は、JRの稲毛駅です。

東京駅からは、1時間ほどでした。

最初にクラブハウスで説明を受けました。

施設は、分譲マンション部分といろいろなアクティビティを提供するクラブハウスとに分かれます。

 

クラブハウスは、もともと大型スーパーがあった建物を改装したものです。

3階建てで1階にはいろいろなアクティビティをするための部屋があります。

図書室や陶芸の部屋やカラオケルームもあります。

スポーツをするための部屋もあり、たまたま通ったらバドミントンをしている人たちとヨガをしている人がいました。

予想していたよりも広いので、ちょっと驚きました。

 

2階には、いくつかのレストランがあります。

この施設では、朝食と夕食が付きます。

選択肢が広いと感じました。

2階には、ほかに卓球場やゴルフの練習場がありました。

3階部分は、現在はほとんど使われていないようです。

屋外にもテニスコートなどの施設があるようですが、暑いためか外へでなかったので、説明はありませんでした。

 

そのあと、居住棟のモデルルームを見ました。

54平米の部屋ですが、台所が狭いという印象がありました。

食事が2食提供されるので、ほとんど使う人はいないようです。

 

特別養護老人ホームは、何度か行ったことがありますが、こういう健康な高齢者が住む施設は初めてです。

居住者の平均年齢は、73歳だそうですが、行き交う利用者が皆元気そうなのには、びっくりしました。

現在は、700人が居住しているようです。

 

実際に居住する人から話を聞く機会もありました。

5人の居住者です。
1組の夫婦とほかの3人は単身者です。

みなさん、ここに住んでいて、いろいろなアクティビティやサークル活動を楽しんでいるようです。

 

ここまでいろいろと魅力的なことを書いてきましたが、いざ自分がここに将来住むかというとちょっと疑問です。

稲毛駅まではバスで15分と結構遠いこともあり、このCCRCだけで自己完結しているので、外出してCCRC以外の活動することが難しそうです。

それにCCRCの中だけの人間関係になりそうなので、いったん人間関係が崩れるといずらくなるような気もしました。

それが1000人入居できるのに、まだかなり空き部屋がある理由かな、とも感じました。

ですが、見学して、こういう施設があるということを知ったことは有益でした。

 

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