先日、午後からのモニター会議に参加する前に昼食を摂るために、あるカフェに入りました。
そこはモニター会議の会場に近い、地方自治体が運営する公共施設の中にあるカフェで比較的値段も安いので、この頃は、モニター会議に参加する前には、そこをよく利用しています。
ランチを頼んで食べていると周りをみていると平日ということもあって、高齢の男女の利用者がほとんどです。
ですが、男性と女性とで見ていると明らかな違いがあります。
女性はグループが多くて、会話が弾んでいます。
そんな中、男性は、ひとりで何をするでもなく、ぼんやりと窓の外を眺めている人が大多数です。
男性のグループというのは、そのカフェでは見かけたことがありません。
男女でこうも違うのかといつも感じています。
そんな男性客について触れた記事を読みました。
彼らのテーブルの前には、ホットかアイスのコーヒーを頼んだと思われるカップもしくはグラスがひとつずつ。何かを食べた形跡もない。そして彼らは何もしていない。
他のひとり客はみな何かをしている。30代くらいのサラリーマンはパソコンで仕事をしているし、アラサー女性は書類を読み込んでいる。学生らしき若者はスマホを凝視する。だが、転々と座っている年配男性たちはみな一様に、あらぬ方向を見つめているのだ。何をしているわけでもない、誰かを待っているわけでもない。おそらく70代半ばくらいの男性たちである。
これは、女性のライターがたまたま入ったカフェで見聞したことです。
そしがやがモニター会議前に入ったカフェで体験したことと同じです。
何もやることのない男性シニアの典型的な、長い一日ですね。
一方で奥のほうに座っている同世代の女性グループは、わいわいと楽しそうだ。何やら習い事をしている人たちらしく、「グループ展を開く計画」を話し合っているようだ。意見が飛び交い、そのたびに笑い声も飛ぶ。男性ひとり客たちとの表情の違いが顕著で、なんともいえない気持ちになった。
他方、女性のグループは、会話が弾み、いつも楽しそうです。
この男性と女性の違いをそしがやも感じています。
男性はいつも一人ぼっちです。
何だか、こう見てくると男性の方が友達もいなくて、寂しそうです。
ですが、いつもグループに属していないといけない女性も大変だな、というがそしがやの率直な感想です。
逆に普段一人でカフェに来ている女性をあまり見かけないので、ひとりになりたいときはどうしているのかな、と思っています。
病気でもないのに、やることがないシニアの1日。やることがないのか、やる気力がないのか。いくつになっても「希望」を自ら持たない限り、人生は虚しいのではないかと思えてならないとコズエさんはため息をついた。
この記事は、最後には、やることのない男性シニアに対しては、悲観的な結論で終わっています。
その通りかもしれませんが、グループでいると煩わしいので、ひとりでいたいという気持ちが強い高齢の男性が多いという面もありそうですね。