十年以上前ですが、志茂田景樹さんと食事をしたことがあります。
当時、通っていた小説教室の友人が志茂田さんと知り合いでその友人に誘われたのです。
その頃は、何人かの小説家に会う機会がありましたが、その中の一人が志茂田さんでした。
彼がよくテレビに出演していたころでその奇抜な服装で注目を浴びていました。
ちょっと風変わりな人というイメージがあったのですが、実際に話してみると普通の穏やかな男性でした。
その会に参加する前に彼の小説を一冊読んでいって、食事会で隣の席になったので、その内容について話すと「読んでくれてありがとう」と言ってくれました。
確か彼が直木賞を獲った小説だったと記憶しています。
その後、彼は芸能界から距離を置いたようで、テレビでも見かけることがなくなり、そしがやも志茂田景樹さんと会う機会もありませんでした。
今回、要介護5の認定を受けたという記事を読みました。
志茂田景樹さんは、2017年・関節リウマチを発症。
2022年9月23日のSNSの投稿では「僕は関節リウマチと別の病気もあって要介護4の車椅子ユーザ」であることを明かしていました。
この記事を読むまでは、関節リュウマチになったことは知りませんでした。
介護認定を受けたことも初見でした。
志茂田さんは、17日にSNSで「この度、要介護4を卒業し5の認定を受けました。」と、投稿。
続けて「僕の実感とはやや違うと思いましたが、より手厚い介護を受けられるということ。有り難いことです。より質の高い原稿執筆、 SNSの発信を心がけていきます。全国の要介護5の皆さん、心豊かに頑張りましょう。」と、呼びかけました。
介護度も4から5に上がったということで関節リュウマチの状態も悪くなったようです。
ですが、原稿執筆やSNSの発信は続けているようで安心しました。
この記事では、年齢については触れられていませんが、ウィキペディアを見ると現在84歳とのことです。
志茂田さんは「できることは歯磨き、食事、車椅子に乗せて動かして貰いパソコンで依頼原稿を執筆、SNS の発信ですが、幸せないっときです。」と、自身の状況を明かしました。
最後には、このように述べています。
この記事によると立ち上がると、肩、肘、 膝などの関節に爆発的な激痛が生じるようです。
身体の状況は、よくないですが、それ以外では原稿の執筆等はできるようなので、これからも発信を続けてほしいものです。