6月に入ってからは、毎日のように株主総会や配当のお知らせの郵便が到着しています。
3月末決算の会社のものです。
日本の会社は、3月決算が多数派なので、そういった郵便が届くのも今の時期が一番多いです。
その中には、株主優待品のカタログの入った郵便もあって、本来は、優待派ではなく、高配当株投資派ですが、優待品を選ぶのも楽しいです。
今年、制度化された新NISAで購入した株式の郵便もさっそく到着しています。
今年になって、資産に占める株式の割合が15%ほどになりました。
昨年に比べて、5%ほど増えています。
この調子で行けば、来年には、とりあえずの目標の20%に到達しそうです。
なぜこのように資産に占める株式の割合を増やしているかと言えば、一番の理由はインフレに負けないためです。
長く続いたデフレの間は、ずっと株式の割合は10%ほどでした。
物価が下がり気味だったので、リスクのある株式より貯金で持っているほうのが得だったからです。
ですが、去年あたりから物価の上昇が顕著になってきました。
1か月前に買った値段よりも高くなっているものが多くなってきて、インフレになったということを実感しています。
今までは、欲しくてもなかなか買わなかったのですが、今はすぐに買わないと次には値段が上がっているので、その場で買うようになりました。
インフレマインドになったということでしょうか。
多分これこそが政府が狙っているものでしょう。
こういった傾向が続けば、企業経営にはプラスに働き、日本経済にとってもいい影響を与えるというが政府のシナリオです。
そんな時に個人としてはどう対応すればいいかというと今までのデフレ下のやり方ではインフレに負けてしまいます。
物価は上昇していくのですから、貯金ではなく、物価上昇に対抗できる株式投資などに資産の割合を振り向ける必要があります。
従来通りの貯金だけだと資産は目減りするだけです。
仕事をしていないので、給与収入のない、リタイアした身としては、ある程度のリスクがあってもインフレに勝つ方法がなおさら求められます。
それがそしがやにとっては株式投資です。
これからのインフレ下では、投資をして資産を持たないとインフレに負けてしまう時代になったということでしょうね。