コロナ前は最寄りの駅前を通るといろいろなものをよく配布していることがありました。
一番、印象に残っているものは、ある歌手の名前の入った傘です。
多分、その歌手のプロモーションのために配っていたのでしょうが、貰ってラッキーと思ったことを覚えています。
新発売の炭酸飲料とか受け取ったことがありました。
他には、定番のティッシュもよく配っていました。
コロナ後は、そういったことが少なくなった気がします。
ですが、先日散歩していて、近くの大きな書店の前を通りかかったときに行列を作っていたので、並んでみると洋書を配っていました。
何かのプロモーションなのでしょう。
そんなに長い行列ではなく、数分でその本を受け取ることができました。
本を見てみるとジェーン・オースティンの「PERSUASION」でした。
ペンギン社のペーパーバックで「説得」とでも訳すのでしょうか。
オースティンは、名前だけは知っていましたが、19世紀のイギリスの作家です。
今までは他の作品を読んだことはありません。
散歩のあと家に戻ってから数ページ読んでみたのですが、もう何年も英語の本は読んだことはなかったのですが、意外と英語は読みやすかったです。
ただ最初は、登場人物の紹介だけでそんなに面白そうではありません。
19世紀のビクトリア朝のイギリスの話で、退屈そうです。
その書店の辺りは、しばらく行っていなかったので、久しぶりに寄って見たらこういうことがあったので、ほかにも何かありそうに思えて、またちょっと遠くまで足を伸ばしてみました。
そうしたら数年前に亡くなった歌手の展覧会をやっているようで、その歌手のポスターが貼ってある建物の前を通りかかりました。
その建物の中へ入って見たら、有料の展覧会のようでチケットを持った人が入館のために並んでいました。
お金を払ってまで入るほど興味はなかったので、通り過ぎました。
その後は、買い物の予定があったので、スーパーに寄って帰りました。
今回の散歩は、本を貰えたので、たぶん読まないとは思いますが、たまには、こんなこともあるんだなあ、とちょっとうれしい気持ちになりました。