街を歩いていると半袖の人をかなり見かける季節になってきました。
そしがや自身は、真夏でも半袖になることはありません。
その理由は簡単で、エアコンが苦手だからです。
外は暑くても店舗などの室内に入るとエアコンがきつい場所が多くて、半袖だと寒くて、体調を崩しやすいからです。
長袖だと暑い外を歩く時は、袖をまくり、エアコンの強い室内に入ったときは、袖をまた元の長袖に戻して、調節ができるので、このスタイルでここ10年以上過ごしてきました。
小学校の生徒に長袖を脱がない子がいるという記事を読みました。
夏なのに、長袖の服を脱ぎたがらない子どもがいる。夏は熱中症の危険もあり、教員たちは半袖にするよう働きかけるが、容易ではない。「子どものヘルプサイン」を感じ取る教員もいる。
この記事を読んだ時には、無理に夏だからといって半袖にするように働きかける必要はないというのが個人的な感想です。
それはそしがや自身のエアコンが苦手だということがあります。
個々の生徒にだって、いろいろな事情があるでしょう。
教職員にアンケートしたところ「体形や毛深さを気にしている」「肌が覆われていないと気持ち悪い」「『寒いから』と言いつつ『のどが渇いた』と汗だく」「家で不安定になるときに長袖を着ているようだ」との情報が寄せられた。
それぞれの事情が述べられていますが、正直言って、無理に半袖に仕向ける必要はないものがほとんどのような気がします。
半袖を着ない理由のひとつとして、毛深さが挙げられていますが、思春期だとこの問題を気にする子は多いでしょう。
そんな子を無理に半袖にすることこそ、かえって精神的な負担を課することになります。
「2020年以降、休校が続き、外遊びができず、生活習慣の乱れも重なって、体温調節の機能が育成できていない可能性がある」。もう一つは「仲間と遊ぶ時間がなく、人間関係が結べず、自尊感情や自己効力感がなかなか育っていない」。からだと心が影響を受けているというのだ。野井教授は「いきなり脱げといっても難しい。『脱いでみては』と提案し、見守り続けることが重要だ」と話す。
最後も生徒へは、やはり半袖へ促すような結論になっています。
そしがや自身が長袖を真夏でもしていることもあってか、かなり違和感を感じました。
半袖にするかしないかは、個人の自由にして、生徒個人の個性を尊重してほしいですね。