ネット上には、多様な投資家の記事が載っていて、資産の築き方にはいろいろあると実感させられます。
そんな記事を読むのが好きです。
今回読んだのは、「投資家でない一般人の私」と自認する資産2億9000万円の男性の記事です。
▼金融資産
世帯年収:本人1100万円、配偶者850万円
世帯金融資産:現預金2億円、リスク資産9000万円▼リスク資産の内訳
58歳で資産2億9000万円というと何か特別のことをしたように思えますが、この男性が投資を始めたのは、リーマンショックの時だったといいます。
「リーマンショック時に日本株を購入し、そのまま売る事なく保有。銘柄によっては20倍になったり、累積配当が購入費用を上回ったり」したそうで「現状マイナスになっていないので良いが、ある意味株は恐ろしい」ものだと実感されているとのこと。
そしがやもリーマンショックの時のことを覚えていますが、株価があまりにも急激に下がったので、怖くなって株を買えませんでした。
この男性のように日本株を購入していれば、かなり儲かったのは確かですが、心理的に無理でした。
それにしてもあの時点で株を購入するというのは、メンタルが強くないとできないですね。
・全資産の30~50%程度を株式で運用する
・日本株への株式投資は8000万円まで(あと6000万円分投資枠があり現金を用意済)
・保有する現金を1億円以下にならないようにする
この男性の投資スタイルは、上記のようです。
年齢を考慮すると全資産の30~50%程度を株式で運用するというのは、割合的には多いような気もしますが、夫婦で2000万円近い収入があるので、妥当なところかもしれません。
それに預貯金が2億円というのは、ちょっと多いように感じます。
そしがやだったら個人向け国債での運用を考えますね。
「自分は投資家ではないので無理のない範囲で資産運用する。デイトレード、暗号資産など、自分が理解できない投資はしない」とコメント。過去に「抵当証券を買って損をした」そうで「利率の高い金融商品には手を出さない」ことも決めているとのこと。
最後には、このように述べています。
「自分が理解できない投資はしない」というのは、そしがやも実践しているところです。
やや保守的に見える投資スタイルですが、堅実です。
ネット上ではかなりリスクを取った投資をして、資産を築いた人もいますが、こういうやり方もあることを知るのは、いろいろな投資談を読む楽しみのひとつですね。