昨日は4月1日で新年度初めの日でした。
いつもの午後の散歩でショッピングモールの中を歩いていたら、4,5人の新入社員と思われる一団が研修担当と思われる女性に連れられているのに遭遇しました。
そのモールの中には、店舗が多いのですが、オフィスが入っている一角もあるので、その中の会社の新入社員でしょうか。
多分、午前中に入社式があって、午後には、オフィス周辺の案内を受けていたのかもしれません。
研修係の女性だけカジュアルな恰好で新人と思われる男女は、みな黒のスーツ姿でした。
そんな姿を見て、自分の新人時代を思い出しました。
その頃の気持ちを一言で表せば、月並みな表現ですが、不安と期待の入り混じったものだったというところでしょうか。
やや不安の方が強かったです。
そんな新入職員だったそしがやが38年間にも及ぶ公務員人生をどうにか過ごして、今はリタイアして、新たなる新人たちの姿を見ているというわけです。
その新人たちの一団を見た時には、これからどういう職業人生を歩んでいくのか、想像してしまいました。
入社した会社の業種は分かりません。
希望してその会社に入った人もいれば、やむを得ずの人もいるでしょう。
よく新入社員は、3年で3分の1は辞めるといいますが、これから彼らたちは、悩みながらもこれからの職業人生を送っていくことになると思います。
昨日は、そんなことで日本各地で同じように勤め先に入社し、新たなる人生を踏み出した若者が多数いたわけです。
過去においては、就職氷河期と言われた時代もありましたが、ここ数年は就職率もいいようです。
給与も高くなっています。
一見恵まれた時代に生まれて、幸運のようにも思えますが、生きていく上では誰しも悩みは尽きません。
何か偉そうにアドバイスをしたいところですが、そしがや自身も試行錯誤を繰り返し、恥の多い人生を送ってきたので、何も言えません。
ただそしがやにとっては、昔の新入職員時代を思い出させてくれて、ちょっと新鮮な気持ちにさせてくれたのだけは、確かですね。