定年でリタイアして、趣味に没頭する生活を楽しんでいる人がいる一方で、自分の趣味は何だろうとリタイア後の生活を持て余す人もいます。
そんな定年後の趣味についての記事を読みました。
趣味がないのは、たしかに寂しいかもしれない。でも、それは仕事中心に生きてきたこれまでの話である。趣味に長い歴史がなければいけないわけではない。これから新たに始めたっていいのだ。仕事から解放されて自由な時間ができたから、何か新たに趣味を始める。それで十分だ。
趣味がないというと何か否定的にとらえられがちですが、この記事では、趣味がないのは、それまで仕事中心に生きてきたから無趣味だったとしても何の問題もないという見方をしています。
定年後に何か趣味を始めればいいというのです。
そこで、趣味探しを多少頑張ってみるのも悪くない。そんな人たちのための趣味の教室や通信講座を見ても、音楽、園芸、絵画、囲碁・将棋、俳句・短歌、歴史、文学、観劇、体操、ヨガ、ダンスなど、いくらでもある。
特に音楽や絵画、園芸には興味がないし、囲碁・将棋を始めようとも思わないという人でも、仕事上の調べ物をするのが好きだったという人なら、歴史とか文学とかの調べ物には結構ハマるかもしれない。
そんなわけで趣味探しに頑張ってみるのも悪くないと強調しています。
そしがや自身は、公務員を定年になった時に再任用の仕事をしないで、リタイアしたのは、大学に通うのが一つの目的でした。
大学に通うというのは、趣味とは言えないかもしれませんが、自分の興味のあることに夢中になれるという意味では、趣味だったかもしれません。
現在も別の大学の大学院に移り学生生活を続けています。
とはいえ、一般的には、趣味とは見なされていないので、趣味探しをしたこともありました。
例を挙げると将棋、囲碁、体操などです。
結局、それらは飽きてしまい、長続きせず、今はやっていません。
ただ昨年からリタイア生活に関連する資格試験を受験することに興味を持ち、楽しくなり、ずっと続けています。
FP3級、2級です。
最近ではその延長上で日商簿記3級の資格を取りました。
いまは大学院が春休みということもあり、簿記2級の学習をしています。
そんなわけで今のところ簿記の勉強が趣味と言えるかもしれませんね。
まずは気になることを試してみればいい。合わないと思えば、別のことに切り替えればいい。何も縛りはないのだから、自分の中に眠っているものを引き出すべく、いろいろチャレンジしてみるのも楽しいはずだ。
最後にこの記事では、趣味は、自己実現の一つの方法だとして、このように結んでいます。
いろいろとチャレンジしてみることだというのです。
そしがや自身の簿記の勉強ですが、9年前にリタイアした時には、まさかこのような勉強をするとは思ってもいませんでした。
ですが、やってみると意外と面白いので、この記事でいう「自分の中の眠っている面」が引き出されたのかもしれませんね。