そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

インフレ下のリタイア生活



9年前にリタイアしましたが、その前からずっとデフレでした。

そんな訳で今後もデフレが続くという前提でリタイア生活を送ってきました。

たぶん多くのリタイア民も同じような考え方だったと思います。

 

そんなデフレ化の経済では、リスクのある投資をするよりは、現金を持っていくことが一番賢い選択だったのかもしれません。

銀行の預金がほとんどゼロであっても銀行に預金をすることが正しい選択だったのでしょう。

 

ですが、22年ころから30年以上続いたデフレが終わり、物価が上昇し始めました。

23年には日銀の統計等をみると3.5%程度までに上昇しました。

生活実感としては、もっと上がった印象があります。

 

今後のトレンドはどうなるか分かりませんが、22年以降のインフレ基調は続くような気がしています。

こういうインフレの中では、現金や預金だけを持つ人は、資産がどんどん目減りしていきます。

デフレ化では正解だったやり方がインフレ下では不正解になるのです。

 

今年の1月から新NISAが始まりましたが、ネット上の論調の多くは、好意的な評価が多いです。

ですが、中には、否定的なものもあって、投資は、リスクがあるから怖いものだ、素人は手を出さない方がいい、といった論調の記事も見受けられます。
確かに世の中に数多ある投資商品の中には、手数料が高かったりして、購入者のための商品というよりは、証券会社や銀行が儲けるための商品もあったりします。


ただ、インフレ下では、投資がインフレに負けない有力な手段になります。

投資をした人間としなかった人間とでは、経済的な差がついてくるのです。

 

そこで大事になってくるのが、金融リテラシーです。

金融商品を購入する人間にとっての有利な商品を見極める力です。


そしがやは昨年ファイナンシャルプランナー3級、2級の資格を取りましたが、学習をする中である程度の金融リテラシーが身に付いたと思っています。

難易度の低い3級でも充分に役立つと感じました。

インフレ下では、そんな金融リテラシーの差によって資産格差が今まで以上に開くでしょう。

デフレ終焉後の生活を生き抜くためにもファイナンシャルプランナー3級の学習することをぜひ勧めたいですね。