公務員時代には、途中で辞める人は結構いました。
まだ20歳代だと地元に戻って、県庁の試験を受けて入り直す人とか、教員になる人もいました。
また司法試験を目指していて、合格して、辞めていく人もいました。
これらの人は、先の見通しがあって、辞めたわけですが、次の定職が決まってないにもかかわらず、辞めたりする人もいます。
今回の記事は、そういった女性のケースです。
ライターになる夢を叶える為に、図書館司書の仕事を思い切って辞めた知人女性。
しかし友人Sは、そんな彼女のことを「無謀なチャレンジャー」と言って嘲笑います。
Sの言葉に傷付きながらも、夢を追い続けた知人女性に待っていたのは……?
今回は、悔しさをバネに変換した希望溢れる体験談を紹介しますね!
今回の記事で紹介されているのは、ライターになるために図書館司書として勤めたいた学校を辞めた女性です。
週3日、本屋さんでアルバイトする傍ら、まずは家で業務委託の仕事を行うようになります。
書くことが好きなので、安定した学校の司書という仕事を辞める選択をしたこの女性ですが、そしがや自身だったら、辞めないで土日を利用してライターの仕事をする選択を取りそうです。
この女性の記事を読んで似たような女性のことを思い出しました。
近県の県庁に勤めながら小説家になるために同じ小説教室に通っていた女性です。
数年前に松本清張賞を受賞して、作家デビューしました。
何冊か本を出版しています。
結婚していて、子どももいますが、いまだに県庁の仕事も辞めずに小説を書き続けています。
多分、まだ小説だけでは食べられないから作家専業にならないということでしょう。
この記事の女性の記事を読んだ時には、学校の司書の仕事を辞めるのはちょっと早まりすぎたのでは、というのが率直な感想でした。
無論、友人のSのように彼女を「無謀なチャレンジャー」と言って笑ったりはしませんが。
図書館司書を辞めて3年後。知人女性は街中でバッタリSに再会しました。
ここ1年程、知人女性の姿を本屋さんで見ていなかったSは「待ってました!」とばかりに声を掛けます。
「あれから本屋で見ないけど、今もライターしてるの~?」
その問いに対し、知人女性は満面の笑みでこう答えます。
「うん! ようやく仕事も軌道に乗ったから、個人事業主になって作品を書いてるの! 確定申告の為に出会った税理士の彼とも結婚前提に付き合っているし、今はとっても幸せ!」
最後は、この女性が街中でバッタリSに再会したシーンです。
女性は、ライターとしての仕事も軌道に乗ってきたようです。
Sは、この女性の成功が面白くないのか、まるで逃げる様に「あっそ! 良かったわね!」と言って、そのまま逃げだしてしまいます。
この記事は、ハッピーエンドで終わっていますが、実際には、失敗するケースも多いでしょうね。
やはりそしがやがこの女性だったら、勤めたまま、ライターを目指しますね。
ライターとして成功してからでも辞めるのは遅くはないからです。
ただこの女性が成功できたのは、Sの言葉が悔しくて頑張れたということもあるかもしれませんが。