橘玲の本は、ほとんど読んでいます。
いずれの本も説得力があり、納得できる内容です。
そんな橘玲がお金持ちになる方法を書いた記事をネットで見つけました。
ただ、この内容は、以前読んだ橘玲の本でも触れていたものなので、新鮮さはありませんが、復習のつもりでまた読んでみました。
お金持ちになる方法は、原理的にたった3つしかない。さらには、その方法はわずか1行の数式で表わすことができる。これを私は20年以上前から述べているが、ここでも最初に書いておこう。
資産形成=(収入─支出)+(資産×運用利回り)
この1行の数式は、いろいろなマネー本でも同様のものを見かけます。
ご存じの人も多いでしょう。
この方程式から、お金持ちになるには、次の3つの方法しかないことがわかる。
① 収入を増やす。
② 支出を減らす。
③ 運用利回りを上げる。
最初に挙げた数式を具体的に説明すると上記の3つになります。
いずれもシンプルなものです。
お金に対する意識の高い人は、いずれもよく理解していることでしょう。
まず初めに重要なのは、「①収入を増やす」と「②支出を減らす」を両方実行して、その差額である貯蓄額を増やすことです。
これが、なかなか難しい。
どちらかというと、「①収入を増やす」よりも「②支出を減らす」の方が比較的やりやすいです。
これを徹底したのがミニマリストです。
収入と支出の差額が大きくなってじゅうぶんな貯蓄ができるようになると、次はそれをどのように運用するかを考える。これが金融資本の活用で、ここにも3つのルールがある。
① コスパ:期待利益が同じならもっともコストの安い金融商品を選択する。
② タイパ:期待利益が同じならもっとも選択に時間のかからない金融商品を選択する。
③ リスパ:期待利益が同じならもっともリスクの低い金融商品を選択する。
最後は、投資によってお金を運用することになります。
ここで上記の3つの要件を満たす唯一のものがインデックスファンドだとしています。
最近は、もうインデクスファンドが投資の最適解として、定着しているしているので、さして目新しさはありませんが、当然の結論でしょう。
そしがや自身は、もうリタイアしているので、橘玲のこの数式を実行できませんが、まだ現役だったら、時々は読み返して、この数式のとおり実行していたと思います。