人生を長く生きているといろいろと後悔があります。
あの時、別の選択をしておけば、よかったとかです。
世間的には、成功していると思われている人でも同様でしょう。
今回は、140人のミリオネアが抱えている後悔の記事を読みました。
パーソナルファイナンスブログ「ESIマネー(ESI Money)」を運営するFIRE達成者のジョンは、過去数年にわたって140人以上のミリオネアにインタビューをした。その結果わかったのは、純資産100万ドル(約1億4000万円)超えという誰もが憧れる経済的成功を収めたにもかかわらず、彼らの多くがお金の使い方、キャリア、私生活について後悔を抱えているということだ。
米国でミリオネアというと日本だと億り人のことでしょう。
そしがやは、結局は、億り人にはなれませんでした。
振り返ってみると、もっと正しい選択をしていれば、億り人になれたかもしれません。
後悔していないかと言えば、ウソになります。
ですが、米国でミリオネアになった人でさえも、同じように後悔をしているようです。
「多くの人にとって、(ある程度)早いうちに貯蓄をしないことは致命的な失敗になりうる。何年(あるいは何十年)もの複利効果を犠牲にすることになるからだ」とジョンは記す。「所得がどの程度でも資産を形成できるこの手段を利用しないことは、大きな大きな後悔につながる」
多くのビリオネアは、お金を貯めるタイミングに関して、後悔をしています。
つまり「ミリオネアたちは、もっと早くからお金を貯めておけばよかったと思っているのだ」
これって誰しも思うことでしょう。
多くの人にとって、勤め始めた20歳代からしっかりと貯蓄をし始めていれば、今よりももって豊かになっていたに違いありません。
ですが、実際には、20歳代のころは、そんなことなど考えもせず、入って来た給与は全部使い切っていた人が多いでしょう。
そしがやも同様で、貯金をし始めたのは、20歳代後半からでした。
インタビューを受けた40人目のミリオネアで、純資産額140万ドル(約1億9500万円)の35歳の人物は、早くからちゃんと戦略を立てて運用しなかったことを後悔している。「大学卒業後すぐからもっと貯蓄しておけばよかったし、全部インデックスファンドに投資しておけばよかった」
ミリオネアになるには、貯金だけでなく、投資も必要ですが、インデックスファンドに全部投資しなかったことを後悔している人もいます。
そしがやの場合だと20歳代後半から日本株の投資を始めましたが、キャピタルゲインを狙ったものでした。
今だったら、インデックスファンドに投資しますが、当時は、インデクスファンド自体があったかどうかも分かりません、
あったとしても、手数料の高いものだったような気がします。
多分当時の選択としては、一番失敗しない投資は、高配当株への投資だったと思います。
途中で気が付いて、高配当株投資にしましたが、遅すぎた気がします。
40歳ころでしょうか。
それにリスクを恐れ、資産に占める投資割合が少なかったです。
2割程度でした。
「お金に関して言えば時間こそが一番大事なのに、私は10年分の時間とお金を無駄にしてしまった。その10年を賢く使っていたら、今頃いくら貯まっていたことか」
最後にカリフォルニアのベイエリアに住む純資産265万ドル(約3億6900万円)のシングルマザーのコメントが載っています。
そしがやの場合は、20歳代と30歳代の20年をムダにしてしまったと言えそうです。