そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

年金だけで生活できる高齢者は44%

現在、ほぼ年金の収入がメインの生活になっています。

年金以外には、このブログやモニター等の収入がありますが、微々たるものです。

ほかには、日本株による運用から配当などの利益を取り崩しています。

今は日本株が好調なため、ここ1年ほど資産残額がマイナスになることはありません。

 

リタイア前には、リタイア後の収支について計算をしたのですが、その時には毎年少しずつ資産が減少していき、90歳でほぼなくなるという結果でした。

その時の計算に比べると資産残額は、ここ1年ほど現状維持を保っていますが、中長期的な視点で見れば、資産が確実に減っていくことには変わりありません。

 

年金が主な収入で資産を毎年少しづつ取り崩していくというのが、予想していたリタイア後の資金計画でした。

ですからけして年金だけで暮らして行けるとは、考えていませんでした。

 

fpcafe.jp

 

2023年7月4日、厚生労働省より2022(令和4)年 国民生活基礎調査が公開されて、高齢者が抱える経済的な課題や生活レベルが明らかになりました。

 

2022年(令和4年)の国民生活基礎調査によると、高齢者世帯の平均所得は318.3万円です。
高齢者世帯というのは、65歳以上の夫婦だけで生活している世帯、または、65歳以上の夫婦と18歳未満の未婚の子どもが一緒にくらしている世帯をいいます。高齢者世帯の所得の318.3万円は、高齢者世帯以外の世帯(65歳未満の世帯)の平均所得665.0万円と比較すると、所得自体が47.8%と大きく減少します。年金受給者のうち、約半数を占める44.0%が年金だけで生活しています。

この記事によると年金だけで暮らしている世帯が44.0%と述べています。

そしがやにとっては、年金だけで生活できる世帯が44.0%もいるというのが、驚きでした。

 

そしがやは、38年間公務員でしたので、比較的年金には恵まれている方だと思います。

ですが、実際に節約しながら毎日を過ごしてみても、年金だけで暮らすのは、かなり厳しいです。

妻がまだ国民年金を受給していないということもありますが、妻が国民年金を受給するとそしがやの加給年金が打ち切りになるので、そんなに世帯にとっては、プラスにはならないでしょう。

やはり資産からの取り崩しが今まで通り必要になると予想しています。

 

この統計だけでは、この44.0%がどのような生活を送っているか分かりませんが、かなりリタイア前の生活水準を落としているものと思われます。

そしがやも節約には、努めていますが、あまりし過ぎるのも何のためにリタイアしたのか分からなくなるので、意味のない節約はしていません。

それだったら、今まで蓄積した資産を取り崩して行った方がいいと考えています。

 

公的年金は、しっかり掛けておけば終身にわたり受け取ることができます。しかし、老後を豊かに生活したいと思えば、公的年金のみでは心もとないでしょう。きちんと年金保険料を払ったうえで、早いうちからiDeCo国民年金基金などを利用して効率的に老後資金を準備しましょう。

 

最後にこのようにアドバイスをしていますが、そしがやは今になってみると株式投資をしてきてよかったと考えています。

この記事では、投資については、触れていませんが、リスクをふまえた上での投資も推奨したいですね。