暑い日々が続きます。
大学へ通うほかは、外出は近所のスーパーに買い物に行くだけにしています。
その際も、最近は、妻から勧められて、日傘をさすようになりました。
最初は、恥ずかしい気持ちがあったのですが、使わない時と比べると体がラクなので、いまは日傘が手放せなくなっています。
日傘をささないで歩いていた時は、暑さで本当にクラクラして、このまま倒れてしまうのではないかと思ったこともありました。
今は暑さは、そんなに変わりませんが、日傘をさすと直接日光に当たらない分だけ体には、負担が少ないようです。
そんな日中の外出が辛くなってきた毎日ですが、この炎天下にもかかわらず外で働いている人が目につきます。
それもシニアが意外と多いです。
特に道路工事現場の交通整理はほとんどシニアです。
そんなシニアには労災による死亡事故が多いという記事を読みました。
高齢者が労働人口に占める割合も年々増え、60~64歳では7割以上、65~69歳ですら約5割がなんらかの形で働いている。働く人が増えたことで高齢者は働きやすくなったのかというと、むしろ逆。
「シニアを取り巻く労働状況は、年々過酷になってきています。それは高齢者の労働災害が増えていることからもうかがえます」と話すのは、労災問題に詳しい「労災ユニオン」代表の池田一慶さん。
この記事によるとシニアの労働災害が増えているといいます。
「高齢になればなるほど、労災が発生するリスクが高まることはデータでもわかっています。事故の種類でいうと、転倒や転落、墜落のほか、機械に巻き込まれたり、挟まれたりという災害が多い」(池田さん、以下同)
ケガだけではない。死亡事故も増加の一途をたどり、近年は年間300人を超えることも。
2年前には茨城で展示車の洗車作業中に熱中症で倒れて亡くなった70代や、介護サービス利用者宅に自転車で向かう途中に車と接触して頭を強打して亡くなった80代のケースも報告されている。
死亡事故の300人の中には、熱中症で亡くなった70代の例も取り上げられています。
外出の途中でいつも見かける工事現場の交通整理の人がだいたいシニアなので、熱中症にならないか心配です。
多くのシニアは、老後資金が不安ということで元気なうちは、アルバイトでもいいから、やむを得ず、働こうと考えているかもしれません。
年金以外に少しでも収入が得られれば、豊かな老後が送れる思っているのでしょう。
それに少子化によって働き手が少なくなっているので、シニアが労働現場に進出するのは、当然の流れかもしれませんが、こういう記事を読むと何かやりきれないですね。