そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

授業参観に参加する



ほかの大学もこういう制度があるのかどうか分かりませんが、そしがやの通っている大学では、学生による授業参観という制度があります。

授業参観を希望する学生がある授業を受講して、その授業をよくするためのアドバイスをするというものです。

そしがやは、ここ数年毎年この制度に申し込んでいて、毎年1つか2つの授業に授業参観をしています。

 

事前に授業参観に対する心構え等の研修があります。

ここ数年は、オンラインになっていますが、今年は40名ほどの参加がありました。

その後、実際に授業参観を受け付ける授業が発表され、希望者は、それに申し込むということになります。

今年も1回目の発表があり、申し込みましたが、そしがやの場合は、はずれてしまったようで事務局から連絡がありませんでした。

 

昨日に2回目の発表があり、また申し込みました。

今回は、採用されるかどうか分かりませんが、過去の例からすると1年に1回は、少なくとも採用されてきたので、今年も1回は、この制度に参加できるでしょう。


この制度に参加するのは、ほかの授業がどのようになされているかに興味があるからです。ほかに5000円の報酬があるのも魅力です。

対象は、学部の授業ですが、自分の専門とは、異なった科目の講義を受講できるのも楽しみです。

 

実際の授業参観には、3人の学生が参加します。

100分の授業を受講した後、授業後に20~30分かけて、その授業の改善点について教員に述べます。

去年参加した授業でいえば、ほぼ完ぺきな授業だったのですが、広い教室にも関わらず、生徒が分散していたので、教員には、授業の最初に教員の話す演壇前に集まってくださいとアナウンスした方がいいというアドバイスを伝えた記憶があります。

他にもいくつかの改善点を述べました。

 

この制度を利用する教員のみなさんは、授業の改善意欲が強い方が多いので、学生の指摘に耳を傾けてくれます。

今までは大学院の学生としていくつかの授業を受けてきたのですが、授業の中には、改善余地のあるものがあるのも事実です。

本来であれば、そういった教員の授業こそこの授業参観の対象になるべきと考えていますが、そのような教員は、この制度を利用することはないようです。

個人的には、大学や大学院の授業を改善するためには、教員の希望する授業だけではなく、ローテンションですべての授業に対してこの制度を適応する必要があると考えています。

ですが、教員の協力も必要なので、現在のような希望する教員の授業だけが対象になっているんでしょうね。