そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

FP3級試験受験しました


はじめに

5月28日に都内の大学でFP3級の試験を受験しました。

多分資格試験を受けたのは、英検1級以来ですから30年ぶりでしょうか。

受験したきっかけは、よく見ている両学長のYouTubeの番組でFPの資格を推奨していたからです。

簿記も勧めていましたが、もう就職する気もないし、FPの方がこれからのリタイア生活には必要な、お金にまつわる幅広い知識を得ることができると考え、受験しました。

 

試験当日

大学の教室に入ると受験生は、6割くらいでした。

思いのほか欠席者が多かったです。

そしがやの受験した教室は、かなり年齢もバラバラで大学生と思われる若者からそしがやのようなシニア層もいました。

男女比は、半々といったところでしょうか。

 

10時から始まる学科試験は、12時までの120分です。

2択の問題が30問、3択の問題が同じく30問です。

ですが、30分ほどで回答し終わってしまい、手持無沙汰になりました。

周りを見ると同じように終わってしまった人がほとんどでした。

1時間経過すると退出できるのですが、ほとんどの人が教室を出ていましたね。

これって、60分で十分な内容でしょう。

 

昼食は、構内で食べる場所がなかったので、外の定食屋で食べました。

初めて入ったチェーン店でしたが、清潔で感じのいい店でした。

 

午後は、1時半からなので、大分時間があったので、図書館に入ってみました。

会場の大学とそしがやの通っている大学とは、提携していて、相互に図書館を利用できるのです。

図書館の閲覧席に座って、持ってきたFP3級の教科書で復習していました。

 

午後は、1時半から60分の試験です。

実技試験となっていますが、実際、実技をするわけではなく、3択の文章問題を解くものです。

これは、40分ほどで終わったので、あとは見返したりしましたが、途中退出はできないので、2時半までいて、解答用紙が回収されてから会場の大学を後にしました。

 

試験結果は、7月4日に発表になりますが、当日の午後5時半に模範解答が公表されました。

自己採点をしたのですが、学科試験は、60問中55問正解。

実技は、20問中18問正解でした。

9割の正解です。

6割以上で合格なので、多分、合格しているでしょう。

 

FP試験は、FP協会ときんざいが実施していて、そしがやは、FP協会の方を受験しました。

購入した参考書に過去の合格率が載っていたのですが、FP協会の方は、8割程度になっています。

実際勉強した限りでもそんなに難しい試験ではないです。

 

学習方法

これから受験する人のために参考になるかもしれないので、そしがやの勉強方法を紹介します。

受験前にいろいろな本やブログ等の記事で、FP3級は、100時間程度の勉強が必要だということで3月の下旬から勉強を始めました。

教科書は、いろいろなところで推奨されていた「みんなが欲しかった!FPの教科書3級」を購入して、2回ほど読みました。

  

        

 

最初は、全体像を理解するためにざっと読み、2回目は、理解するためにやや時間を掛けました。このころまでは、1日1時間ペースでした。
その後は、問題集です。教科書と問題集は同じシリーズのものがいいと考え、

「みんなが欲しかった!FPの問題集3級」にしました。

 

       


FPは、6分野あるのですが、1分野の問題を1日づつかけて解きました。

問題を解き、不正解のところは、教科書で確認するという作業です。

問題集は、5月の上旬から始めたのですが、このころには、1日2時間ほど問題集と教科書の確認に時間をかけていました。

 

6つの分野を1巡した頃でしょうか、たまたまYouTubeでFP3級の番組を見つけて、それを見た後に問題を解くようにしました。

ほんださん / 東大式FPチャンネルです。

 

www.youtube.com

その中のFP3級爆速講義というものです。

教科書を読んでいた時には、なかなか理解ができなかった箇所がこの講義で分かったことがあったので、この番組を視聴するようになってからFP3級試験への理解が深まった気がしています。

 

問題集を2巡してから、過去問題を解くことにしました。

FP協会のウェブサイトで過去問題が公開されているので、過去3回分を印刷して、解きました。

そのころは、ほんださんのYouTubeも並行して視聴していました。

3回分を2巡しました。

2巡目には、9割程度正解が取れるようになっていたので、本番でも自信をもって試験に望むことができました。

 

やったことをまとめてみると、教科書を2回読み、問題集を3巡して、ほんださんのYouTubeを3巡ほど視聴し、過去問は、2巡しました。

トータルの勉強時間は、70時間ほどでした。

当初は、100時間を目標にしていましたが、ほんださんのYouTubeを見始めてから、理解が深まったということもあり、70時間ほどの学習時間で試験当日を迎えたわけです。

 

教科書、問題集、過去問というのは、いろいろなFPの受験者の体験記を読むと定番ですが、個人的には、YouTubeでFP3級の番組を視聴できたのが、今回の試験勉強をしてみて、理解力が深まった一番の原因かなと考えています。

無料でこれだけ良質の番組を視聴できるのですから、いい時代になったものです。

 

最後に

それと今回のFP3級の受験は、両学長の推奨というのが大きかったのですが、学習をしてみて、これからのリタイア生活に役立つ知識を得ることができて、良かったと思っています。

FPは、ライフプランニングと資金計画、リスクマネジメント、金融資産運用、タックスプランニング、不動産、相続・事業承継の6つの分野があります。

金融資産運用だけは、長年株式投資をしてきたので、ある程度は知識があったのですが、ほかの分野は、ほぼ未知の分野でしたが、それらを体験的に学べたので、これからの人生にとって役立ちそうです。

 

3月の下旬に学習を始めたころには、勉強に飽きるのでないかと心配していたのですが、やってみると意外と楽しかったです。

6つも分野がいずれも現実の生活に役立つものだからでしょう。

個人的には、FP3級程度の知識は、年齢に関係なく、持っていた方がこれからの人生を生き抜くためには役立つと思いましたね。