昼食は、大学に行かないときは、近所の街中華の店に入ることが多いです。
そしがやはいつもひとりで食べていますが、周りを見ると会社の同僚と一緒に食べているサラリーマンやOLがほとんどです。
そんな訳で、できるだけそんなサラリーマンたちと時間がダブらないように早めに店に入るようにしています。
ちょっと昼食には早いそんな時間帯には、そしがやと同じような、リタイアしたと思われる60~70代の男性を何人か同じ店で見かけます。
顔見知りになっていますが、お互いに声をかけることもなく、食べ終わるとすぐに店を出ていきます。
たぶん、彼らも年齢的には、リタイアした男性ではないかと想像していますが、実態は、話したことがないので、分かりません。
ただ、彼らがいつもひとりなのは、確かです。
誰かといっしょだったのを店で見かけたことはありません。
時々OLではないと思われる50~70代の女性たちがその食堂に来ることがありますが、ほとんどグループです。
男性とは異なって、女性たちは、友達と来て、会話を楽しんでいます。
男性の場合とはだいぶ違います。
こんな記事を読みました。
上記の表を見ると男性の方が友達が少ないことが明らかですね。
50~60代では、4割弱が友達ゼロです。
70代になると5割を超えます。
他にも、一人でランチを食べている人に対して「一緒に食べる友達もいないんだ。寂しい人だ」とこれまた勝手に謎の決めつけをしてマウントしたがるのもいる。外に出ないで家の中で本を読んだり、ゲームするのが好きな人に対して「暗いね〜」といじったりする人もいる。
この記事の中では、友達がいないことをディスる風潮があることに触れています。
そしがやも勤めているころから友達は、少なかったので、いじられた記憶があります。
そういうマウントしてくる人間は、自分の顔の広いことを自慢げに語っていたものです。
興味深いことだが、「友達がいない」といわれて怒るのは既婚の中年男性に多い。しかも、ある程度社会的地位の高い人に多い。
聞いてもいないのに「俺は友達多い」と見栄を張るのもそうだ。
また逆に「友達がいない」と言われて怒る人がいたのも確かですね。
自己評価が高かった人に多かったような気がします。
友達の数の多いことが自分への評価を上げると考えていたからでしょう。
とはいえ、仕事を辞めてしまうとそういったものは、ほとんど価値を失ってしまうものです。
そしがや自身もリタイアして、仕事がらみの友達はほぼいなくなりましたが、無理に付き合う必要もなくなり、気分的には、ラクになっています。
しかし、長年そればかりに依存し続けると、そういうものが一気に剝奪された定年後に空虚になるのである。自分自身を見失うのである。
大事なのは友達の数ではない。
最後には、このように結論付けていますが、まさにその通りだとリタイアしてからは、実感しています。