夏を思わせるような暑い日もありますが、散歩にいい季節なので、ほぼ毎日、外を歩き回っています。
今の時期は、統一地方選挙で選挙運動中の地元の市議会議員の候補者に遭遇することが多いです。
今度の日曜日が投票日です。
選挙カーで名前を連呼する候補者もいれば、街頭で演説をしたり、チラシを配ったりする候補者もいます。
公共機関の前によくある候補者のポスターが貼ってある看板を見ると、比較的20~30代くらいの若い世代が立候補しているように見えます。
議員には、女性が少ないとよく言われていますが、この地域では、女性候補が半分以上占めています。
そしがやの住んでいる地域は、比較的に都心に近いせいか、若い世代が多いので、立候補者も若い世代や女性が多いのでしょう。
一方、新聞等を読むと人口減の続いている地方だと立候補者が少なくて、議員のなり手がいないという記事を見かけます。
財政基盤の弱い自治体が多く、議員報酬も安くて、魅力がないということでしょうか。
あるいは、高齢者が多く、議員活動ができる層が少ないということかもしれません。
以前、あるブログを読んでいたら、リタイアしたら、議員になろうという記事を読んだことがありました。
今回探してみたのですが、見つかりませんでした。
思い出すと内容は、田舎に移り住んで、なり手のいない議員に立候補すれば、リタイア後の生活手段としてはいいのではないかというものでした。
議員報酬は、無論都市部に比べれば低いでしょうが、物価の安い田舎のこと充分に暮らして行けるという記事でした。
その記事を読んだ時には、ちょっと予想外のアイデアでしたが、意外といいかもしれないと思ったものです。
ただこれって、都会に住む人間の発想なので、地方の住民からどう受け取られるかは、分かりません。
競争相手がいる場合だといきなり別の地域から引っ越してきた人間が立候補しても、当選は、住民感情からして難しいかもしれません。
ですが、立候補者が定員に満たない、無投票の地方なら当選できます。
その地域をよくしていこうという意欲さえあれば、どのような形でその地方に議員として貢献できるかは分かりませんが、リタイアの一つの形としては、いいのではないかと感じたものです。
ただ、実際に地方に移り住んで議員になったという話は、聞いたことはありません。
挑戦してみても実際に議員になってみるといろいろとしがらみがあって、嫌なことがあったり、困難なことがあったりするのかもしれませんね。