そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

老後のためにケチケチしていると、むしろ早死にしてしまう



60歳でリタイアして、年金暮らしになってからは、もともと贅沢な暮らしはしていなかったつもりですが、それまで以上に節約に努めるようになりました。

3年前にコロナ禍になってからは、数少ないの楽しみの一つだった毎年2、3回の国内温泉旅行も行かず、ほぼ自宅に籠るという生活をしています。

大学院の学費を払うほかは、贅沢をしていないので、人から見れば、ケチケチしていると思われるかもしれません。

そんなケチケチ生活についての記事を読みました。

 

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高齢になると「健康のために働く」だけでなく、「健康のために遊ぶ」「健康のためにお金を使う」ことも大きな意味を持つ。

高齢者は地味にするのが当然だと思われているから、ややもすると「年金でカラオケに行くのはいかがなものか」「年金生活者がパチンコに行くとはけしからん」といった非難になりがちだ。しかし年金生活者はしっかり遊んでくれたほうが消費につながるし、それ以上に前頭葉を刺激することになって免疫機能も上がる。

つまり高齢者がお金を使って遊ぶことは、病気のリスクを減らすことにもつながるから、「お年寄りはもっと遊べ」と言いたいのである。

感情の老化を予防するには、歳を取るほど強い刺激が必要だ。

 

この記事の前半では、「歳を取ってからも働いているほうが長寿だし健康だ」という例を示した上で、「健康のために遊ぶ」「健康のためにお金を使う」ということの重要性にも触れています。

つまり遊ぶことで前頭葉を刺激することになって免疫機能も上がり、病気のリスクを減らすことになるというのです。

 

「歳を取るほど強い刺激が必要だ。」ということも強調しています。

強い刺激の例としては、ギャンブルをあげています。

ただそしがや個人としては、ギャンブルは、依存症になりやすいので、筆者が言うほどには、勧められません。

 

タンス預金で株を買えば前頭葉が若返る
少し横道にそれるが、高齢者が塩漬けにしているお金を動かすことで、停滞している日本経済も蘇る。というのも、2000兆円を超したと言われる個人金融資産の約6割を、60歳以上の世代が持っている。このお金が動かないことには、景気回復はありえないからだ。

 

株への投資を勧めていますが、こちらの方がギャンブルよりは日本経済にとってもプラスだし、高齢者の前頭葉も若返るので、長らく株式投資をしている身としては、推奨したいですね。

 

もし金融資産税を年に1%取ったとすると、20年長生きしたら20%目減りすることになる。こうなるとお金を使わざるをえなくなる。しかも銀行預金には金融資産税はかかるけれども、国債は金融資産税を免除にすると、無利子国債も出せることになる。

 

最後には、高齢者が積極的にお金を使うために金融資産税を設けるべきだと主張しています。

これって、2000兆円を超したと言われる個人金融資産の大半が眠っていることを考えるとかなり日本経済を活性化できそうな提案です。

これだけの大量の資産が動き出せば、日本経済にとってもプラスでしょう。

 

個人金融資産2000兆円なので、金融資産税が1%なら20兆円である。これは消費税の9%分に当たる。

 

具体的な税額も示しています。

ただ筆者も言っているように大反対が予想されるのは間違いないです。

投票率の高い高齢者を敵に回すので、こんなことを言い出す政党は、どこもないでしょうね。