そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

20代女子の「ホテル暮らし」1年間の支出報告

 

3年前にコロナ禍が始まったころ、旅行客が少なくなった有名ホテルが比較的格安で宿泊できる月額定額のサブスク・サービスを始めたという記事を読み、泊まってみようかな、と思ったことがありました。

ですが、同じようなことを考える人が結構いたようで、すぐに枠はいっぱいになってしまい、結局、利用することはできませんでした。

 

最近は、そういったサービスの記事を見かけることはなくなりましたが、そのようなサブスクのホテル暮らしをしている人の実際の生活についての記事を読みました。

 

www.msn.com

20代のイワタリサさんは昨年末に、航空会社の地上職からホテルのサブスクサービス「goodroom hotelpass」運営のグッドルームに転職。それを機に憧れのホテル暮らしをスタートさせた。
賃貸住宅に比べて収納の少ないホテルで生活する際、「モノをどうやって断捨離したのか」、キッチンのないホテルで「食生活はどうしていたのか」について、以前本紙に語ってくれたイワタさんが、昨年12月から約1年間のホテル暮らしでの支出を報告してくれた。

 

イワタさんは、転職を機会にホテル暮らしを始めました。

1年間で暮らしたのは、ビジネスホテルからデザイナーズホテル、高級ホテル、ホステルやマンスリーマンションまで、全13カ所です。

ホテル暮らしというと1か所にずっと住むというイメージがあったのですが、 場所も都内各地から白馬、博多までとイワタさんは、見事なくらい宿泊場所を変えています。

 

気になる年間の宿泊費(家賃)は330泊で135万3640円で、1泊あたり4101円。これには水道電気ガスの光熱費のほか、Wi-Fi代、シャンプーやせっけん、歯ブラシ、ティッシュやトイレットペーパーなどの消耗品、部屋の清掃代が含まれている。

 

330泊で135万3640円ですが、この宿泊代には、賃料以外の経費も含まれていたので、実感としては、以前のアパート暮らしと大差がなかったとのこと。

 

「以前は月7万円の部屋で暮らしていたので、家賃だけを見ると、月に11万円をオーバーしているので割高に思えます。ただ賃貸のときは年間84万円の家賃のほかに光熱費などの諸経費が月に1万~1万2000円ほどで、最大で年に14万4000円かかっていました。さらに敷金礼金のほか、2年ごとに更新料を支払っていたことを考えると、費用的な負担が増えたという実感はあまりありません。ほとんどのホテルは収納スペースが狭いので、むしろ無駄な買い物をしなくなったのが私の中では非常に大きかったと思います」

 

一番大きかったのは、収納スペースの問題だったといいます。

実をいうとそしがやも3年前にホテル暮らしを検討した時には、このことがもっとも心配になっていました。

 

「賃貸のときの冷蔵庫、洗濯機、テレビ、ベッドをはじめ、趣味の登山やゴルフ用品、タンスの肥やしになっていたバッグや洋服、アクセサリーなどを思い切って断捨離したことで、生活習慣が大きく変わりました。もともと買い物が好きで毎月何かしら買っているような生活でしたが、無駄な出費が減ったことで、モノではないことにお金が使えるようになったのがとても大きいです」

 

イワタさんは、大型家電などはすべて処分し、洋服などすべての荷物をスーツケース2個+αに集約しているそうです。

ここまでの断捨離って、かなり気合を入れないとできそうにないですね。

 

「定期的に暮らすエリアを変えることで、賃貸では味わえなかった刺激が得られていて、次はどこにしようかと考えるのも楽しみになっています。来年もこの生活を続けるつもりです」

 

最後には、このようにイワタさんは述べていますが、かなりの決断が必要だったことは確かでしょう。

とはいえ、そしがやは、現在のマンションに荷物は残したままで問題ないので、この記事を読んで、暑い夏の間だけでも北海道か長野県のホテル暮らしを1か月くらいしてみたいなあ、という気持ちになっています。