そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

ハワイで働く日本人ウエートレス 朝だけ週数日勤務で「月収100万円」



円安が少しは、落ち着いてきましたが、円安基調は続いています。

日本の賃金は30年間上がらず、外国では人手不足により賃金が上がっています。

超円安の状況下では、日本人にとっては、外国での賃金がなおさら魅力的になります。

日本人の中にも日本を飛び出して、外国で働く人も増えているようです。

そんな中、アメリカで仕事を得た日本人の記事を読みました。

 

www.msn.com

「いまハワイは人手不足なので、時給がどんどん上がっています。私は現地の有名レストランでウエートレスをしていますが、人気店なのでチップがいい。朝だけ数時間、週数日のパートで月100万円くらい稼いでいます。趣味のサーフィンも楽しめて最高です」(橋本さん)

 

これは、ハワイで働く橋本恵美さん(25才)のケースですが、朝だけ数時間、週数日のパートで月100万円というのは、すごい数字ですね。

厳密な労働時間は、この記事では分かりませんが、日本では、この程度の労働時間だと数万円にしかならないでしょう。

 

「日本では手取りの月収が24万円でしたが、こっちは70万円。オーナーの知り合いの借家に妻と子供と暮らし、1年半で260万円貯金しました。子供は1人だけのつもりでしたが、経済的に落ち着いたので2人目もほしくなり、妻は現在、妊娠4か月です」(小野寺さん)

 

次のケースは、シカゴのパン店で働く小野寺洋二さん(40才・仮名)ですが、具体的な職種は、明らかにされていませんが、パン職人でしょうか。

月収70万円とのこと。

朝5時に出勤して、帰宅は17時です。

一見、長時間労働に見えるがトータル4時間の休憩があり、職住近接でランチは自宅で家族と食べています。

休みが週2~3回あり、ドライブや公園の散歩を楽しむそうです。

 

ほかにも日本で年俸800万円だった男性が、ニューヨークでフリープログラマーになって、いまでは年収4000万円になったケースも紹介されています。

 

この記事によると米国での高賃金で優雅に暮らしている様子ですが、一方では、米国での異常ともいえる物価高の話も新聞などでは、よく目にします。

そういったマイナス面にはこの3つのケースでは触れていないので、ちょっと誤解を与えてしまい、公平ではないような気がします。

また競争社会である米国で、外国人である日本人が感じるストレス等にも触れられていないのも、片手落ちのように感じます。

バランス上でいえば、この記事のように米国礼賛だけではなく、高賃金にあこがれて日本を飛び出したもののうまく行かなった記事も読んでみたいですね。