今年の大河ドラマの「鎌倉殿の13人」は、実をいうと当初はあまり期待していませんでした。
時代が、あまりなじみのない鎌倉時代ということで定番の戦国時代や幕末と違って、登場人物たちにあまりなじみがなかったからです。
好きな脚本家の三谷幸喜ということで見始めましたが、予想外に面白くずっと視聴しています。
三谷の脚本になる「新選組」や「真田丸」といった過去の大河ドラマよりも出来がいいのではないかと思っています。
脚本以外では、登場する俳優たちも魅力的です。
中でも前半の中心人物であった源頼朝を演じた大泉洋が笑いの場面だけでなく、シリアスな演技もうまいなと見ていました。
ですから、頼朝の死によって大泉洋が退場した時には、大河ドラマの後半は、大丈夫かと思ったものです。
また北条政子を演じた小池栄子も前半のコミカルな面だけでなく、頼朝が亡くなってからは、弟の北条義時と鎌倉幕府を支えていくという役目をはたしていく姿が、よく言われてきた悪女というイメージを覆してくれました。
そんな中、紅白司会の発表がありました。
2022年の大みそかに放送される「第73回NHK紅白歌合戦」の司会者が10月10日に発表された。大役を務めるのは同局の桑子真帆アナウンサー(35)と俳優の大泉洋さん(49)と橋本環奈さん(23)だ。
個人的な感想を言えば、大泉洋は、予想していましたが、橋本環奈は、意外でした。
今までは、NHKへの貢献度が重視されてきたのにもかかわらず、橋本は、あまりNHKの番組に出演していなかったからです。
過去においては、朝ドラの主演女優が多かったのですが、今回の決定には、今年の朝ドラの「ちむどんどん」が不発に終わって、評判がよくなかったということもあったでしょう。
この発表に対し、ツイッターでは「橋本環奈は悪くはないんだけど話題性、視聴率狙いなら今年は小池栄子と大泉洋しかないのに」といった声も上がっている。
この発表を受けて、小池栄子の方がよかったという声が上がっているようです。
そしがやも大泉と小池の二人が紅白の司会だと予想していました。
二人がステージに上がったら、夫婦漫才のような掛け合いで面白いだろうな、と考えていたのです。
小池は、大河ドラマでは、主役の北条義時を演ずる小栗旬とともに頼朝亡き後の鎌倉幕府を引っ張っています。
中だるみすることなく、盛り上がっています。
まさに紅白の司会には、適任だと思っていました。
「橋本環奈ちゃんは素敵な女優さんだが、せめて今期は小池栄子に司会を任せても良かったんじゃないか?」「洋ちゃんと小池栄子さんの夫婦漫才司会(頼朝さん政子さん)みたかったなぁぁ!! 」
などと、小池さんが紅白の司会に選ばれなかったことを残念がる声が上がっている。
この記事は、最後はこのように結んでいますが、全く同感です。
ですが、選ばれた以上は、橋本の司会も楽しみにしたいですね。