そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

大学院に行ってみたいけど…」お金や時間で不安な人、聴講生制度があるよ!

 

現在大学院の科目履修生です。

2年前に修士号を得た後は、博士課程へ行くつもりはなかったのですが、勉強は続けたいと考えて、以前から関心のあった別の専攻の科目履修生として通っています。

現在受講している授業は、春学期から受けていて、最初に登録料として1万円払い、週1コマの講義に春学期3万円、秋学期3万円支払いました。

年間で7万円の支出になります。

 

この費用で授業を受けるだけでなく、大学の図書館を正規の大学院生と同じように借りられます。

また大学院のネットシステムにもアクセスできて、大学内のパソコンも自由に利用できます。

これだけの費用で授業以外にもいろいろと恩恵があるので、こういう制度をもっと使ってほしいものだと思っていたら、こんな記事を読みました。

 

www.kobe-np.co.jp

 

きっかけになったのは編集者で大学院生の服部円さん(@madokahattori)の「社会人だけど勉強したくて大学院に行ってみたい、という相談をされることが増えてきたんだけど(友人知人だけでなくインスタのDMで知らない人からも)お金や時間の問題で不安な人には聴講生をオススメしてる。国立だと入学金28000円+1コマ14800円で講義を受けられる。もっと知られてよいのでは。」という投稿。

 

今回の記事は、大学院の聴講生制度についてです。

聴講生制度とは学位取得や卒業資格を目的とせず、条件付きで社会人や他大学の学生が授業を聴講することができる制度です。

そしがやが利用している科目履修生に似ています。

 

それにしても入学金28000円+1コマ14800円というのは、そんなに負担にならない金額ですね。

この記事のきっかけとなった服部円さんが通っているのは、京都大学なのですが、それ以外の地域でも国立ならほぼ同程度の金額だと思われます。

カルチャースクールには、満足できず、純粋に興味のあることを学んだり研究を深めたいという人には挑戦してみる価値のある制度ですね。

 

「うーん、科目等履修生をお勧めしたい。実際に単位は取れるか、評点はどうかも試せます。あと、取得した単位は入学後、修了認定単位にも出来ます。(一部科目は除外の事あり)私はこれでM進・修了できました」
「年間約6万円で科目等履修生になって良かったことは大学のネットワーク使えるので論文も読み放題でした!」

 

いくつかのコメントが紹介されていますが、科目履修生について言及したものを取り上げてみました。
この記事を読むと聴講生の方が科目履修生よりハードルは、低いようですが、自分自身に合った方を選んでみるという選択もありますね。

 

服部:大学院はやはり必要な単位であったり、レポートや結果を出さなければいけません。時間もお金もかかります。なかなかハードルが高いです。その点、聴講生は、捉え方は人それぞれかと思いますが金額もそこまで高くないので、一歩を踏み出しやすいかなと。

 

聴講生制度を勧める理由を服部さんは、以上のように述べていますが、そしがやも同感です。

また聴講生のほかにもそしがやが通っている科目履修生などいくつか選択肢があるので、まずは、関心のある大学のホームページで調べてみたらどうでしょう。

今は、ネットで情報がすぐに手に入るので、調べるのは、簡単です。